「“市民開放”? 市場まつり」
所用で実家に帰っていました。産業道路(県道62号姫路港線)を走っていると、
「市場まつり」 の文字が ・・・ 「姫路市中央卸売市場」 で、一般の方々に市場内を
開放して感謝祭イベントが開催されているようですので寄ってみました。
( ここは私の仕事観の原点になっている要素がたくさん落ちていた場所です )
「TENT BRANCH」
青空の下、焼物や揚物など多くの出店が並んでおり、家族連れや子どもたちで、
“市場まつり” は思った以上に賑わっています。いつから、このような催しをやって
いるのでしょうか ・・・ 30年前、私が働いていた頃には無かったはずですが ・・・ 。
( 閉鎖的だったあの卸売市場が、やっと “市場開放” したのか ・・・ ??? )
「クイズアトラクション」
イベントの一つとして、“ウルトラクイズ” らしきものがフリーアナウンサーの司会で
行なわれていました。“それなり” に盛り上がっていたようですが、いきなり潜入した
私には、催されているイベント内容(時間)が全くワカリマセン! ・・・ (汗)
「せり場」
いつも “せり” が行なわれている、ある意味、神聖な場所です。今日は、即売で
一般の方々も “品定め” ができます。鮮魚、塩干、青果、果実 ・・・ さて、皆さん、
「目利き」 できているのでしょうか ・・・ ちなみに、私は渡り蟹と活海老、それと
小鰈の干物を買いました。( 渡り蟹には、しっかり 「兵庫坊勢漁協」 のタグが ・・・ )
「市場オークション」
“せり” が始まりました。本来の 「朝ぜり」 では、仲買人たちの真剣な眼差しと気迫
で市場内には緊張感があるのですが、一般の方々には “せり気分” を楽しみながら
味わってもらおうという市場関係者の計らいなのでしょうか、市場内には “なごみ感”
が溢れていました
( 初めて “せり” を間近で見た時、その勇ましさにたじろいでしまった記憶が ・・・ )
「市場の空気感」
市場内への潜入は20年ぶりくらいになるでしょうか ・・・ 驚いたのは、市場内の
施設やシステムが、30年前とほとんど変わっていない( 良いのか悪いのか ・・・ )
ことです。そして、仲買人の方々も昔と同じだったことです。歳は重ねていますが、
スタイル(服装やメガネ)は昔のまんまです。余りの変化の無さに “怖い!” です。
「青果部仲卸」
働いていた 「青果部」 の仲卸ブースを回ってみました。
ちょうど、お世話になった大将が店内に居ましたので、少し話をさせて頂きました。
“最近、どうなんですか?” “あんまりええことないわ、どっこも暇やわなぁ~。”
・・・ と言いながらも、元気そうな顔をされていたので、何となくホッとしました。
そのあと、場内をもう一周して、市場を出ました。
■ こんたく堵 ■
“変わらない” ことには
安心感と不安の両面があることに
気づいた ・・・ いや、気づかされた
“変わらない” ものには
変わってほしい、変わるべき、
変わらなければ ・・・ と戸惑いが生じる
“変わらない” そこに居る自分の焦り
第五大成丸