「親の心、子知らず」
子供の頃、
親が子供の事をどれだけ考えているかとか、心配しているのかというような
ことは考えなかった。到底そんな視点の考えには及ばなかったし、そんな気も
無かった。なぜなら、子供は子供でよいとどこかで思っていたから ・・・ 。
「子を持って知る親の恩」
子供ができた時、
親になる喜びよりも不安が大きかった。と同時に、己の親もその経験を経て、
親としての自覚と責任を具備し、子供を育ててきたのだということが理解できた。
それを知れば知れほど、否が応でも親の恩を感じてしまう。
「子を育てて知る親の恩」
子育ての途中だが、
子供が生まれた時の一時的な喜びや責任感の芽生えだけでは、親は務まらない
ことを痛感する。年々、子供のカラダと心は成長するが、その成長に親の度量が
追いつかない。改めて、己の親の度量の大きさを見せられた気分だ。
ただしかし、
子供はいつまで経っても子供であり、親はいつまで経っても親だということに
気づく。今更、焦っても仕方ないし、そう悩む必要もないと悟る。自然体で一生
人間同士として付き合えばよいとも思う。
因みに、
おやじとおふくろは、30年前からそういう目で私を見ている気がする ・・・ 。
■ こんたく堵 ■
ADVANCE TOWARD BRIGHT !
( 明るい方へ向かって進め! )
第五大成丸