左肩の
ベテルギウスは500光年
右足の
リゲルは850光年
こんな言葉と数字で
子どもたちは宇宙を旅する
星の数ほど ・・・
例えれば例えるほど
過去と未来が遠のいてゆく
大人の旅はそんなもの
ラグの詩
これは『 癒文の泉(詩のシェアリング会)』12月のLINE開催(お題は「星」)に発表した詩です。
【 作者コメント 】
冬の星座「オリオン座」
そんな代名詞で子どもの頃、冬の夜空を純粋に見上げていた~ 1つ1つの星に物語を感じ、遠く宇宙を旅していた気分だったような ・・・
それが、大人になるに連れて、世界は広い~宇宙は果てしない~といった建前でわかったフリをして、何に対しても本質から逃げて行くようになり、興味や好奇心も薄れ、凡人で終わってしまう人生 ・・・ 虚しいね~ それでいいの?というお話です。