ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

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以前のブログ名:和色ムーブメント

胃カメラのせいで告別式には ・・・

2008年07月22日 | こんたく堵


まさに、このような姿勢でした!
今日、「胃カメラ」 を初体験しました。
心に何の準備もなしに ・・・・・



  ◆ 末娘が撮ってきた 「天王寺動物園」 の動物の写真を無断で拝借! ◆


昨夜、お通夜から帰ると、
嫁さんと息子は仕事で帰宅が10時頃になるとか ・・・
上の娘は大学の部活(サークル?)でいつ帰るやら ・・・
末娘だけがいつものようにリビングのソファーに “ドテッ” と ・・・

 私 : “もう、晩飯食べた?”
 娘 : “うん、適当にあるもん食べた”
 私 : “(晩飯)何、あるん?”
 娘 : “ハンバーグとさんまの一夜干しと ・・・”
 私 : “また、カロリーと塩分高いなぁ~! 太るでぇ(笑)。”
 娘 : “もう太ってる ・・・ (怒)。”
 私 : ( “ジャンジャン!” )

といった感じで何故か面白おかしく末娘としゃべった。お通夜で神妙な気分に
なったためか、“ひとりでワインを飲むのもなぁー” と思い、娘が作ってくれる
酎ハイを飲みながら、「ナイター(野球中継)」 でなく、「月9」 に付き合った。
「CHANGE/主演:木村拓哉)」 が終わり 「太陽と海の教室/主演:織田裕二」
が始まったらしい。( キタぁー! )

ドラマを見つつ、2時間ほど経った頃、他の家族が一人また一人と家へ帰ってきた。
何となく疲れを感じていたので、今日の出来事を話すのも聞くのも苦痛に感じそう
だったので、私は自分の部屋へそそくさと退散した。

胃がもたれているようだ。少し横に ・・・ 余計にもたれた感じがして最悪の気分だ。
パソコンに向かいつつも集中できない。また、少し横になる。1時間ほど寝たの
だろうか ・・・ 時計は深夜2時。胃痛がひどくなっているようだ。冷汗なのか脂汗
なのか ・・・ 体中の毛穴から汗が噴き出して流れている。( こりゃヤバい ・・・ )

2日ほど前にも同じ症状があったが、その時は痛みが朝方には完全に治まった。
しかし、昨夜から今朝にかけては、一向に良くならない。より痛みが酷くなっている
気配すらあった。もう限界である。朝7時過ぎ、嫁さんが救急車を呼んでくれた。
消防署が自宅の約200m先にあるので、電話を切って約1分で到着した。早い!
( できればサイレン鳴らさずに来てほしかった ・・・ 近所の人にバッチリ見られた )

生涯、4度目の救急車乗車である。過去3度は事故と怪我であった。今回、
初めて病気での要請となった。さて、救急車に乗り込むと、当たり前だが病状を
聞かれる。昨夜からの様子を詳しく話す。隊員の方が携帯電話で搬送可能な
病院をあたりだす。1つ目の病院は急患(救急)で混んでいるようだ。2つ目は
私の症状を聞いて ・・・ だったのか、これまた断られた。3つ目の病院(救急
センター)は搬送可能なようだ。ただし、重篤患者優先なので、待たされることは
覚悟してほしいということだった。

センターに到着。ストレッチャーに乗ったまま、処置室まで運ばれる。アメリカの
テレビドラマ 「ER(緊急救命室)」 に影響されたかのような雰囲気が漂っていた。
あちこちに 「ER(Emergency Room)」 の文字があった。用意されたスリッパにも、
点滴をつり下げる移動可能な危惧にも 「ER」 の文字 ・・・ スタッフが一般外来の
治療室にいるスタッフよりかなり個性的だったのも印象的だった。

年配男性のメインドクターが痛みの具合や症状を何度も訊ねてくる。私は
黙っているよりしゃべっている方が痛みが和らぐので丁寧に詳しく説明した。横に
ついた若い女性スタッフ2名からも違う質問が飛ぶ。私は仰向けになったまま
右見て左見てそれぞれに答える。左側の女性スタッフがおもむろに私の左手を
掴んで血圧と採血、体温を計り、Tシャツをまくって心電図を ・・・

( 私は医療の仕事の役割や区分けについては詳しくないですが )
救急だけあって各スタッフの手際は良いと感じた。右側のショートヘアの若い女性
スタッフがエコーを当てた後、私に、“ズボンを少しずらして横向きになってください”
と告げた。私は言われるままズボンをさげて横を向いた。更に、“パンツも少し
ずらしてくださいね” と声がした。“ええ?” と返すと、“力を抜いてくださ~い” と
聞こえたと同時に、私のお尻の穴に異物が ・・・ 何か棒のようなものでグリグリ
されてしまった。( これは強制的検便だったのでしょうか ・・・? )

それから、点滴をつけたまま別の処置室へ
(救急時間のローテーションの為か)担当医が入れ替わった。新たに若い
ドクターが来て症状と経過を聞いてくる。私は少し煩わしさを感じたが、もう一度、
同じように説明した。すると、その若いドクターから、“症状からして、何かある
かもしれません。外来で精密検査を受けてはどうでしょうか?” と言葉が ・・・
私は言われるがまま、外来病棟の受付へ行き、あちこち検査室を回りました。
「レントゲン」 「エコー検査」 そして、「胃カメラ」 です。
( 救急で搬送され、心に何の準備もなく ・・・ そして長時間の検査を ・・・ )

「エコー検査」 では脂肪肝が広がっていることが判明。初体験の 「胃カメラ」 では
小さなポリープが一つ見つかったので、その内視鏡を使って摘み取ってもらい
ました。最終的に内科の先生の問診で、胃と食道の境目の収縮が弱くなっていて
( この状態を 「ヘルニア」 と言うらしい )、胃で消化されなかった食物と胃液が
食道に上がって行き粘膜や壁にダメージを与えて痛みを感じている可能性がある
らしい。詳しく見れば、それ以外にも色々あるようですが、結局のところ、私の
不摂生と不養生が原因で、胃の周りが崩壊寸前!だそうです。
最終的な診察結果と今後の治療方法については一週間後に ・・・ 。

朝7時過ぎにERに入ってから6時間強、病院を出たのは13時を過ぎていました。
昨夜、参列したのは会社の2代目社長(その後会長、ここ最近は一線から身を
引いておられた方)のお通夜でした。今日は告別式が執り行われましたが、私は
上記のような状態で行けませんでした。どうしても列席したかった告別式だけに、
自身の状態が本当に不甲斐なく ・・・ 。

私の所属する事業部とは直接関わりはないのですが、別会社というより親会社
というような位置づけの会社の前社長として、当然、影響はお持ちでした。その
承認や後押しがあって、私の事業部は進んだわけで ・・・ そして、それ以上に、
私が現場で店長をしている頃、自宅から遠いにも関わらず、奥様とご一緒によく
ご来店戴きました。御夫婦ともに少し濃いめの和風の味付けがお好みでした。
そして、お帰りの際には、必ずスタッフに笑顔で声を掛けて戴きました。その笑顔
は今でも私の脳裏に焼き付いております。また、会社で時々お会いした時にも
“いつもご苦労さん!” と、私ごときにも気軽に声を掛けてくださる腰の低い面も
お持ちの温かい社長(会長)さんでした。

享年89歳。ご冥福をお祈り申し上げます。そして、ありがとうございました。



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2 コメント

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Unknown (小夏)
2008-07-24 09:47:34
大変でしたね・・・・
少しはお身体、回復されましたか?
身体あっての・・・ですから~
ちゃんと治療に専念してくださいね。

私も短いお付き合いでしたが、温かい社長の笑顔を
思い出します・・・心よりご冥福をお祈り致します。


くれぐれもお身体ご自愛くださいっ。
治ったら、快気祝いに一杯いきまっしょい!



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ご心配ありがとうございます。 (第五大成丸)
2008-07-24 11:35:17
>小夏さん
 
気遣いありがとうございます。
まだ、胃が正常に機能しておらず、微熱が続いて
おりますが、これをいいキッカケとして、少し
痩せてみようかと思います。暴飲暴食やルーズな
生活を仕事のせいにせず、健康的な生活を目指す
のも悪くないかと ・・・ ちょっと無理があるかも!?
 
気づけば、「自己責任」 という問いかけが
金太郎飴のように押し寄せています。とりあえず、
今以上にストレスを溜めないようにプラス志向で
物事を捉えて動く必要はあると自覚しています。
要は自分次第だということですよね。頑張ります!
 
体調が戻りしだい必ず連絡させてもらいます。
 
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