先週、
春一番が吹き荒れ、一気に春めいた週末となりましたが、
週はじめに風邪をひき、ずっと軽いダウン状態でした ・・・ 。
( 歳をとると治りが遅い! )
家に居ても、どうも完治しそうもないので、能勢 「道の駅 能勢(くりの郷)」 ⇒
猪名川 「道の駅 いながわ(INAGAWA)」 ⇒ 三田 「es koyama(エスコヤマ)」
と、ベジ&スイーツを求めて?ドライブに出掛けました。
( さすがに疲れました。。。 )
「能勢の地野菜」
能勢へは、平日の午後に行くことが多い(単に道とお店が空いている)のですが、
今回は野菜が豊富に並べられているであろう日曜の午前中に行きました。やはり、
地野菜や特産品を求めてたくさんの方が訪れていました。ただし、陽気が良い
といっても、まだ2月です。並んでいるのは大根や蕪などの冬野菜がメインでした。
( ドライブがてらなのでしょうか?他府県ナンバーのクルマも多かったですよ )
「朝市のはしご?」
日曜の午前中に、せっかく能勢まで足を伸ばしましたので、ネットで調べていた
近辺の小さな朝市も廻ってみることに ・・・ しかし、1ヶ所はすぐ見つけたのですが、
情報には住所もなく地図もアバウトだったので、そのあとは田舎の山道や畔道を
ゆる~いドライブとなってしまいました。
「猪名川に寄り道」
軽く昼飯でも ・・・ と思いつつ、クルマを西へ走らせていると、「そばの館」 という
ノボリが目につき、「道の駅 いながわ」 へ進入しました。何度か前を通過したこと
はあったのですが、入るのは初めての道の駅です。とりあえず、農産物を販売して
いるスペースを覗き、鉄板焼用に大ぶりの椎茸(原木栽培)を購入しました。
特産・加工品のブースも物色 ・・・ 保冷庫に入っていた 「しし肉(猪肉)」 の抱き身が
気にはなったのですが、“この値段やったら、丹波辺りの現地で食べた方が” と、
何とか思い留まりました。
さて、十割そばを食べに ・・・ 先ほどまで人がほとんどいなかった店内ですが、
気づけば、お昼も少し回り駐車場も満杯で空き待ちのクルマが列を成しています。
「そばの館」 大行列!絶対に食べたいということで立ち寄ったわけではなかった
ので、回避して隣の施設にあるうどん屋さんへ向かいます。手前のパン屋さんの
“イチゴのパン(苺の形と色)” が気になり、先にそこで数点のパンを購入しました。
うどん屋さんに向かうと、またもや先ほどまで空いていた店内は満杯、待ちが数組
できています。何となくタイミングが悪いので、買ったパンをその場で一つ食べ、
三田方面へ向けてクルマで移動することに ・・・
「三田ゆりのき台に到着」
“軽く昼飯を” と道路沿いに目をやりながら走っても、なかなか入りたいお店に
遭遇しません。そうしているうちに、三田のニュータウンに入ってしまい、コンビニ
すら見当たらなくなりました。前のクルマがウインカーを出し左の路肩へ停車した
先を見やると、人だかりができている 「es koyama」 の建物が ・・・ とりあえず、
昼飯は後回しにして、同じように路肩に寄せて5台ほど待ち、警備員の誘導で
駐車場へ入りました。
「エス・コヤマ村?」
3つある施設は、まるで何かの物語の中で設定されたパビリヨンのような印象です。
歩いていると、同じように見て廻っていたカップルが “ここって一つの町になってて
「小山村」 って感じやねぇ” と話していました。私もそういう印象です。2度目の訪問
ですが、前回は時間がなく、「小山ロール」 を購入(待ち時間約2時間)するだけで
日も暮れてしまってすぐに帰りましたので、今回はちゃんと見て廻ることに ・・・
最近、小山シェフがテレビでCM(関西電力)に出ていることもあってか、人気に
拍車が掛かっているようです。道の駅どころではありません。静かなニュータウンに
次々と他府県ナンバーのクルマが押し寄せています。しかし、警備員の方のハッキリ
した誘導、そして、施設の外で会った女性スタッフの方の気持ちの良い挨拶等々、
しっかりした教育と指示がなされていることが判ります。最近、商品は美味しいが、
スタッフの態度や身だしなみ、周辺への気配り等で問題のあるお店が多い業界の
中で、この 「エス・コヤマ」 が多くのファンを集めている理由に触れた気がします。
「小山ロールはあきらめて ・・・」
一応、
嫁さんが 「パン工房(eS Boulangerie)」 「コンフィチュール&マカロン(co.&m.)」 で
買い物している間、メインの 「パティスリー(es koyama)」 前で 「小山ロール」 と
「生ケーキ」 を買う列に並びました。約10分後、スタッフから最後尾に情報が ・・・
“只今、最後尾の方が店内に入るのに、約2時間掛かると思われます。そして、
「小山ロール」 をご購入ご希望の方はさらに1時間から2時間掛かることもご理解
ご了承ください。” といったアナウンスです。そのあと、嫁さんが来ましたので、
3~4時間掛かることを伝えてケーキは断念しました。また次回 ・・・
( 皆さん並んでます!岡山や滋賀から来られた方は、もちろん “今回” ですよね )
「カフェ(eS LIVING hanare)」 と 「ショコラ専門店(Quatrieme Chocolat SHIN)」 に
向かいます。バレンタインデーの翌日でチョコを買う気は無かったのですが、一応
ショコラの店内を覗きます。1粒210円(tax in)位のチョコがたくさん並んでいます。
吹田にあるブーランジュリー 「Le Sucr'e-Coeur(ル・シュクレ・クール)」 が手掛ける
隣接のパティスリー 「quai montebello(ケ モンテベロ)」 の店内に雰囲気が似ている
印象です。
( “こっちの方が先やったっけ?” まあ、今日は見るだけ!ですが ・・・ )
そのまま駐車場へ向かうつもりでしたが、「バウムクーヘン工房(Atelir de Baum)」
の女性スタッフと目が合ってしまいました(悪い癖です!) ・・・ ということで、
ケーキは諦めましたが、“やっぱり、もう一つ買って帰ろうや” と嫁さんに丁重に
お願いして(ニートなオヤジと財務省のやり手女性といった関係ですので・・・)、
小さなバウムクーヘン(S)を一つ購入させて頂きました。
( 焼き菓子とバウムクーヘンは、パティスリー裏口から入って並ばずに買えます )
「思い出の大きな木」
家に帰って、箱を開けてわかったのですが、バウムクーヘンはブック型(辞書型)
のパッケージになっています。そして、その内っ側のフタ(裏側)に、小山シェフの
幼い頃の思い出と、このバウムクーヘンが誕生するに至った物語(ストーリー)が
詩風に綴られています。美味しさはもちろんなのですが、ここ 「エス・コヤマ」 の
スイーツは、施設シーンも含め、目にした時の楽しさや感動まで表現しようとして
いる姿勢が伺えます。「食」 を通して “人生の中で楽しい時間” を提供している
という意味では、「ライフスタイルの提案ができるお店」 の一つかもしれません。
さて、イートインの飲食店にマネできるでしょうか ・・・
「楽時々益」
美味しいものを食べると嬉しくなる
こどもや若い女性は笑顔になる
本当はオジさんも同じなのである
そして、その人たちを見て嬉しくなるのは
作り手も売り手も同じなのである
笑顔にできる仕事 ・・・ いいですね
第五大成丸
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