ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
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最後の晩餐は ・・・

2009年10月10日 | 造形憧憬




「最後の晩餐は ・・・」

某SM(スーパーマーケット)の店内ディスプレイです。
上は 「最後の晩餐」 がモチーフだと思われる金属(銅製?)加工のオブジェで、
乳製品が陳列されているコーナーの壁面上部に仰々しく設えられています。
下の鉢植えは、各食品陳列棚の上部に数ヶ所レイアウトされています。
( おじいちゃんは、ディスプレイではなく写真を撮っていた私をマジマジと ・・・ )

高級スーパーではないこの店舗 、しかもこんな不安定な時期に ・・・
という疑問を持つのは私だけではないはずです。大手流通会社グループが
中小のSMを資本的に傘下に収め、その中で業績が悪くない、しかも時流を
つかめそうなスタイルを持っている店舗企業に、グループ全体の中で業績が
下降ぎみである店舗のテコ入れを行わせるという仕組み?でしょうか。
( ここまでくると “その筋” 的なやり方に見えてしまいますが ・・・ )

本体に傷がつかず、しかも成功すれば本体の利益に結び付く ・・・
という発想だけではないとは思いますが、ちょっとハズレているというか、何か
違うような気もします。何故なら、ほとんどのお客様は以前と同じ(変わってない)
店名を目指して来店し、今までと同じように商品だけ見て買物をしています。
仕掛けの順番とタイミングが世間の流れと合っていません。まるで、ファッション
や飲食業界のような先読みや付加価値などの先制攻撃のノリを感じます。
( 今日のおかず、おばちゃんは “ノリ” では買ってくれませんよ! )

1円でも安く!
と願っているおばちゃんたちの期待を裏切るような、“シワ寄せ” だけは
ご勘弁願いたいものです。まさか、“「最後の晩餐」 の買物は当店舗で!”
ということではないでしょうね ・・・ 。


「タートルさんが吠えた!?」

“家族間の殺人事件が増えている責任は大企業にある” という問題発言が
物議を醸しました。従業員や関係業者の為ではなく、もちろん消費者の為でも
ないであろう、“企業(会社)存続の為だけ” でしかない企業理論はどうなのか?
昔はもっと情というものがあった!というニュアンスを某大臣が中秋の名月に
向かって吠えていたとか ・・・
( 月に向かって吠えるのが、ウルフではなく、タートルだったとは ・・・ )



■ 造形憧憬 ■

時代にそぐわなければ
“淘汰される” のが
ビジネスの世界である
しかし今、あまりに強引
“淘汰させる” 時代に
向かっている気がする

新しいものと古いものを
“入れ替える” 時代から
そのラインを平然と超越
まだまだ使えるものや
今、使っているものまで
“すぐ潰してしまう” 時代へ

何の為なのか ・・・
誰の為なのか ・・・


第五大成丸



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