ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
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Seventy-Seventh Birthday

2008年01月12日 | こんたく堵


親父が 「喜寿(きじゅ)」 を迎えた。





赤いチャンチャンコを着せられてから、更に17年が経過した男に何を
着せればよいのか? 世間一般の 「喜寿」 はどうなのだろう ・・・ ?

うちの親父はすこぶる元気である。どう見ても77歳には見えない。
仕事は公のものが多く年齢的に限定されるとはいえ、まだ現役である。
酒をよく呑み、飯もよく喰う。そして、背筋がピンと伸びて姿勢が良い。

昔から摂生していたわけでない。逆に、無茶をしていた時代もあった。
ただ、息子の私から見て誇れるのは、“常に信念を持って生きてきた男”
だということ。

特に、仕事に関しては
誰に何と言われようと自分の考えは一歩も引かない頑固な職人である。
ただ、昔気質の視野の狭い職人ではない。昭和1ケタ生まれの男にしては、
頭が柔軟でアイデアマンでもある。新しいものへトライする姿勢と行動力、
リベラルなものの見方に関しては若者に負けない頑固者であるということだ。

親父に反発し、“絶対にこんな生き方だけはしたくない!” と思っていた
自分が、どんどん親父の生き方に近づいている。もう今さら否定はしない。
素直に生きればいいと思えるようになった。そう思えるようになってから
近い存在に感じるようになった。ずっとずっと遠い存在であった親父を ・・・ 。



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