Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

廃線跡

2008年11月14日 | 尼崎

Amagasaki City
CONTAX TVS

今は草むらだが、昔、ここには盛り土がしてあって、国鉄の線路が走っていた。
そのことを自分はよく覚えていて、その理由は子供の頃、正面に写っている木造アパートに住んでいたからだ。
この線路は、時々貨物列車が走るほか、1日に2回、1両か2両の客車を引いたディーゼルカーが走るばかりで、大げさな柵などなく、自分たちにとっては遊び場であり、友達の家へ行くときの近道だったりした。遊びに夢中になっていて接近してきたディーゼルカーに警笛を鳴らされたこともあり、今では考えられない、おおらかな時代であった。
線路が消えてもうずいぶんになるが、実家からの情報によると、どうやら再開発でアパートも立ち退きの対象になっているらしい。



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