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Leica M2 COLOR SKOPAR 35mm
じっと見つめることで、この子のいくつかある記憶の抽斗のどれかに、この日の海が1枚の写真となってしまわれる。
後になって、何かの折りにその抽斗を開けたとき、このときの写真をちらっと横目で見たり、あるいは取り出してしげしげ眺めたりすることになるのだろう。
自分などはしょっちゅう抽斗の中をかき回してあちこちの写真を探すのだが、それでも結局見つからない、ということが最近多くなってきた。
それどころか、カギをなくして開けることのできない抽斗も、中にはあったりする。
昼にここを見たときから、「記憶のろうとをかき回すってどんな意味だろう?」、と半日悩ませていただきました。ありがとうございます(笑)。