α-7DIGITAL 28㎜F2.0
早朝の港。船を待つ人あれば、自転車で出勤する人あり。
ヘルシンキの人は、ごく普通のおばちゃんでもちゃんとヘルメットをかぶって自転車に乗っている。颯爽と走る姿は、大阪のママチャリより少しだけかっこいい。
CONTAX TVS DIGITAL
午後9時頃だったか、ホテルのベッドからふと空を見上げると気球が数個。何かのイベントだろうか。
海外滞在中、自分たちはいわば「情報難民」だ。周りで何が起こってるのか、にわかには分からない。
Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜
出発を待つ特急インターシティ。
駅で購入したチケットに記載されていた出発時刻、これは時刻表に載っているとおりで、窓口の駅員にも確認した時刻だが、それと、プラットホームに表示されている時刻にはなぜか2分のずれがあり、実際に出発したのはプラットホームの時刻だった。
他の国ならともかく、ハイテクの国らしくないなあ、というのが正直な感想。
Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜
先日、Amazonで田中長徳著「GRデジタルワークショップ」を購入。
GRはまだ持っていないが、田中長徳氏の写真と文章が好きなので買わずにはいられないのだ。
そういえば「日本カメラ」9月号には長徳氏が、スウェーデンのヨーテボリで撮った作品が載っている。ヘルシンキで撮った作品があるならそれもぜひ拝見したところだ。
ヘルシンキ中央駅。
Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜
ハメーンリンナから乗った普通列車がヘルシンキ中央駅に到着。列車は行楽帰りの客でけっこう混んでいた。
冷房設備のない車両は、今年の意外な暑さのためあまり快適とはいえず。ホームに降りたときの風が気持ちよい。
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特急インターシティの先頭車両。フィンランド国鉄はVRというらしい。
ヨーロッパの特急は、TGVもそうだが、先頭の機関車が客車を引っ張るスタイル。日本の新幹線が動力車を何両か繋ぐのとは基本的な考え方が異なっている。
先頭がみんなを引っ張るか、それともみんなで力を合わせて走るかの違い、と考えると国民性の違いを表しているようでもある。
Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜
このおばさんは自転車でここまでやってきて、おそらく半日はここで静かに時間を過ごすのだろう・・。
自分たちが近くのお城を観に行った、その行きも帰りもこの女性はランチボックスを傍らに、ここに座っていたから勝手にそう思ったのですが、きっとあたってると思います。そんな時間の過ごし方が似合う町ですし、どうやらフィンランドの人は夏の休日をそうやって過ごすのが好きそうだからです。
ハメーンリンナ。