Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

ヘルシンキ紀行・シトロエン

2006年09月10日 | フィンランド

Leica M2 COLORS KOPAR 35㎜

自動車評論家の徳大寺有恒さんが、その著書の中で、自分がもし20代の若者に戻ったら、シトロエン2CVで日本中を気ままに旅行したい、と述べていたような記憶がある。

クルマはカメラと違って、古いのや新しいのをいろいろ集めて楽しむ、というわけにはいかないのが悲しいところだ。(一部のお金持ちを除いて、です)

ヘルシンキ紀行・列車のコーヒー

2006年09月09日 | フィンランド

CONTAX TVS DIGITAL

ヘルシンキからハメーンリンナという町へ行くのに、全車2階建ての特急インターシティに乗車した。
座席のテーブルにドリンクメニューが置いてあって、駅を出て間もなくウェイターが注文を取りに来たのでコーヒーを注文。2つつけてくれたミルクはちょっと懐かしい、テトラパックだった。

ヘルシンキ紀行・バルト海

2006年09月08日 | エストニア

Leica M2 COLOR SKOPAR 35㎜

高速船の窓から見るバルト海。見えている陸地はエストニアだ。

思えばバルチック艦隊は、この海からはるばる日本海まで航海したのだ。ひたすら石炭をくべる乗組員にとっては気が遠くなる距離だったろうなあ、と遠い歴史に思いをはせる。

バルチック艦隊といえばこの1冊・・吉村昭「海の史劇」 日本海海戦を克明に描いた名著。定番は司馬遼太郎「坂の上の雲」か。

ヘルシンキ紀行・タリン

2006年09月06日 | エストニア

α-7DIGITAL 28㎜F2.0

エストニアのタリン旧市街。世界遺産である。

ヘルシンキからの高速船が着く、うら寂しい港から右も左も分からずに数分歩くと城壁が見えてきて、一歩中に入るとそこが旧市街だった。
港周辺の景色とは打って変わって、「中世そのままの」という形容が似合う、いかにもヨーロッパな街並みが続いていて、ベルギーのブルージュのようでもあり、教会の尖塔がたくさん並んでいるところなどは「百塔の町」といわれるチェコのプラハにも似ている。
ひっそりとした街かと思いきや、多くの観光客であふれていたという、その裏切りもまたプラハに似ていると言えなくもない。が、これは自分の勝手な思いこみのせいだ。

旧市街のまわりに広がる「新しい」街も見たかったが、日帰りでは全然無理。よって、バルト三国も次の旅行先の有力候補となってしまった。

ヘルシンキ紀行・マット干し

2006年09月05日 | フィンランド

Leica M2 Elmar 50㎜ F2.8

桟橋のように見えるが、マット洗い場である。家中のマットを洗って干す、という光景が、フィンランドの短い夏の風物詩だそうだ。

立ち並ぶ、洒落た北欧スタイルの集合住宅で人々がどんなふうに生活しているのか、ぜひ覗いてみたかったのだが、これはかなわず。

ヘルシンキ紀行・高速船の客

2006年09月04日 | フィンランド

Leica M2

バルト海をはさんでフィンランドの真向かいにある国が、バルト三国の一つ、エストニア。その首都タリンに、このリンダ・ラインの高速船を使うと、わずか1時間半で行くことができる。
エストニアは物価が安いので、フィンランドの人は酒の買い出しによく行くらしく、夕方ヘルシンキの港で見ていると、それらしい客がけっこういた。