私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

11/1(金)一般部稽古、月刊空手道

2013-11-04 21:58:55 | 空手
最近、土日に雨が降ります(・ω・)ノ

一般部稽古です。
久しぶりのI原さんとGちゃんの参加です。写真は前蹴りの稽古中ですが、Gちゃんはバランスがとれないといって、やじろべえみたいになります。相変わらず面白い娘です。

今回、I原さんが久しぶりの参加だったので、前回の稽古で私が気付いたことを伝えようとしたところ、サッと顔色が変わったのでした。「また、変わるんですか?」
どうやら、前回、私が講習会に行った後、今まで教えていた型を訂正したことから、今回もそれだと思ったようです。
「いや、いや、感覚的なものですから、頭の中のことですよ」

以前から私はまだまだ空手には追求すべきものが沢山ある状態なのに、人に教えていいものだろうかと思っていながら、門下生が徐々に増えていく中、つい欲が出て、もっと一般の人数を増やしたいとも思ってしまうのです。
しかし、今回のI原さんの反応を見て、やはり今はこれ以上一般の門下生を増やすには、あまりにも時期尚早であると気付かされました。
今、私の所に通ってくれている人は、私が未だ修業中の身であることを納得した上で、ここで稽古をされています。ですから講習会後修正点があっても受け入れてくれます。時によっては実験台になることも(汗)
ですから、私も自分の中で、一般の方に対して先生であると思うことの無いよう戒めています。私と一般の方とは共に技を研究する同志であると。

そんな中、今月の月刊空手道の新垣師範の記事を昨日読んだのです。
すると、上記の思いとタイミングを合わせたかのように、「教えるということは魔物である」と書かれていたのです。「人より1ページでも多く先に進めば、人は人を教えることが可能だ。しかし、人を教えることに酔ってはいけない。本来、人を教えるには自分の言葉で一冊の本が書けるくらいの力は必要である」
まさにそうです。私はまだ、一般の方に比べ、1ページ先を読んだだけに過ぎません。教えることで偉くなるには、あまりに早すぎるのです。
ですから、私は人を集めることよりも、まずは自分の空手術をより高めていくことを最優先にしなければならないと思ったのでした。
身の丈に合わない欲を持たずにやっていかなければなりません。まずは目の前のことを一生懸命。

終わり(=゜ω゜)ノ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿