どこの道場でも一番頭を悩ますのが、小学生から中学生に進学する時点で殆どが空手を辞めてしまうという問題でしょう。
まあ、その辞める本人自体には何も問題は無いし、空手を辞めた後別の世界で素晴らしい人生を謳歌してもらえば、それは少しでもその子の人生に関わった者として大変喜ばしい事ではあります。
さはさりながら、道場の活性という点に於いては寂しいものです。
そこで、この小学生と中学生の狭間を埋めるべく設けたのが組手特別クラスです。
我々は子供に空手を教える事が最終目的ではなく、如何に子供達の世界を広げてやるか、ということにあると思っています。
世界が拡がらない集団は必ず衰退していきます。
空手は単なるエサに過ぎません。
このクラスで小学生、中学生の差を埋め、更には学生と社会人との差を埋め、最終的には自分で自分の世界を拡大出来る人間を輩出する場になればと愚考しています。
空手の世界に固執してしまうことだけは無いようにしよ。
高校生が小学生に指導。
顔面有り組手。
顔面有り組手。