私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

6月の稽古

2018-06-30 19:01:00 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは、西野朗監督です、賛否両論です(・ω・)ノ

暫く少年部のこと載せてなかったので、まとめて掲載(一般部も少しだけ)。
写真:棒を使って体重の掛け方を学ぶ。
棒だと体も捻れないし、腕よりもしっかりと体重が掛けやすいので、感覚を掴むにはもってこいです。
しかし、Mカゲ、後日、学校の体育で肉離れを起こしてしまったという。暫く中学生の部は開店休業です。
写真:ミニハードル走。

写真:ハードルジャンプをしてからのダッシュ。
写真:ミット打ち、今、6年生と3年生しかいないので、6年生の蹴りが迫力があるように見えます。
写真:手前は3年生のミット打ち。
写真:約束組手。3年生は捌くことを重視。6年生は捌いていては遅いのでカウンターで。
写真:6年生に受けてもらう3年生。
写真:6年生に受けてもらう3年生その2。
写真:ピンアン初段。このクラスは姿勢と演武線を意識してやります。
写真:ケンケンパ、での大ジャンプ。
写真:ミット打ち。3年生でも迫力ある子がいます。
写真:組手の前段階にチャンバラごっこ。
写真:6年生に受けてもらう3年生その3。
写真:ジグザグダッシュ、タイムトライアル。
写真:金曜日の全体練習。
写真:一般部。重心を掛けてナイハンチの移動。
写真:相手の重心を取って引き落とす練習。

以上。まとめでした。
おわり

トルクで「かめはめ波」を撃つ

2018-06-27 08:15:13 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。大迫マジ半端ないって(・ω・)ノ

今、私生活では引越しで、バタバタしてるのでなかなかブログ更新出来てませんが、空手はボチボチやっております。

6/26(火)稽古の一般部では基本をやったあとひたすらトルクの練習に励んでいます。
このトルクを使うと、最近気付いたのですが、かめはめ波が撃てるようになるのです。
身体中の気が丹田に集まり、爆発的に気の玉が放たれるのです。

あ、すいません、感覚の話なので、本気にしないで下さいね。
うちの空手では「気」は扱ってませんので、悪しからず。

まあ、私の感覚なんですが、もう少し現実的に言うと、拳を出して突きを突くのではなく、身体の中心から拳を放出させている感覚で打っていると言えばいいのでしょうか。

これをもっと分かりやすい形で学ぼうとするには、無速の突きの導入練習を使うのが良いようです。
これは差し詰め「元気玉」です。地球のみんなから集めた気を一気に相手に投げつける感覚です。

これ、女性のHガクさんが上手かったです。力が無いからか、無駄に力まず、上手く拳に力を伝えることが出来るようでした。
最初は左足に体重が乗っていたので、同時に左脚の膝を抜くようにしてもらったら…「パッーンッ!」と甲高い音と共にマガジンパッドが弾けたのでした。

見事、Hガクさんもかめはめ波が撃てたのでした。(クリリンが初めて撃てたかめはめ波ぐらいの威力はあります。ちなみに私が撃つと地球を破壊してしまいます…妄想は自由です)

無想会で空手を学ぶとスーパーサイヤ人になれます。

そんなスーパーサイヤ人になりたい方へお知らせです。
中四国稽古会開催致します。
7月15日(日)PM6:00〜より
広島県東広島市西条町寺家2918
新宮神社 神楽殿

当日は3連休の中日です。
参加希望の方は
i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp(礒部)
まで

おわり(=゚ω゚)ノ

人の生き死に

2018-06-19 13:34:47 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。フィリップ・トルシエです(・ω・)ノ。

今回は無想会空手から離れた話です。
昨日、大阪を中心に関西方面で大きな地震がありました。
大阪は私が大学時代、空手に勤しんだ地です。知り合いも沢山います。
ので、その時、一番お世話になった奈良在住のM先輩に電話をかけてみました。
M先輩は私らの大学時代は恐ろしく強く、ジャイアニズム(ドラえもんのジャイアン)を地でいくような人で、名前に「ま」があることから、悪魔の「ま」を持つ男として、我々後輩から恐れられていた人です。
まあ、そんな先輩ですから、特になにも心配はしてなかったのですが、独身男やし、孤独死してたらあかんから、地震をネタに少し話でもしてやろうかなと(このくらい軽口を叩ける関係なんです)、大学時代のノリで電話をかけたのです。
すると、電話に出たM先輩は、地震のことはそこそこに、改まって「わたくし、この2ヶ月間入院しておりました、癌です。」
と言うので、地震以上にビックリしました。
すると先輩、
「いや、そんな真剣にならんでええねん。」
いやいや、ビックリするわっ!
M先輩の話では喉の癌で、入院中に放射線治療と抗ガン剤で一応、癌は無くなったとのこと、しかし、リンパに近い場所だったので、転移も覚悟して、身辺整理をし、車もパソコンも全部処分し、空手の大会で得た数々のトルフィーまでも全部道場に寄付したと言うのです。
しかし、幸いに、転移もなく、現在の医療は昔と比べてかなり進んだこと、また本人の驚異的体力と相まって、副作用も少なく、無事退院することが出来たとのことです。
ただ、副作用として、唾液が出なくなり、味覚も無くなったから、物が食べられなくなり、72kgあった体重が62まで落ちたとのこと。
特に入院中に見舞いで何故かもみじ饅頭を持って来てくれた人がいて、しかも餅入りで、それが一番キツかったそうです。
「ほいじゃあ、次関西行くときは、餅入りもみじ饅頭と香典持って行きますわ。(これくらい軽口を叩ける関係なんです)。」
「あほ、もみじ饅頭いらん、生きているうちに有り金全部入れて香典だけ持ってこい!」

あの筋骨隆々としていたM先輩もすっかり痩せ、ズボンもブカブカ、シャツも胸板と肩幅が無くなってだいぶ余ってしまうと言うのです。
癌が無くなったとは言うものの今から5年間はどうなるか分からないし、いつ転移が見つかっても不思議でないそうです。

私の歳も40を越えると知り合いが病気になる話をちょくちょく聞きます。それで亡くなる人もいます。
人間の生き死にはどうなるか分かりません。昔なら、戦争や病気等でもっと死が身近だったと思います。
しかし、現在は、死があまりに遠くなり、生きている実感が乏しく、私も含め人間が軽くなっているように思います。
しかし、今回の地震で亡くなった方もおられます。病気、事故はいつ襲ってきても不思議ではありません。
決して死は遠くのものではなく背中合わせに存在しています。

まあ、そんなこんなで、そこから、私とM先輩は、入院中の話から、空手の所属流派の話から、道場の人間関係の話、他流派の話、昔の話、更には政治の話まで、色々なことを話し、気付けば5時間近くも電話していました。

長い電話でしたが、一歩間違えたら、今話しは出来ず、遺影としてしか会えなかったかもしれないと考えると、あっと言う間の時間でした。

なんともまとまりがつかない文章になってしまいましたが、同じ時代に同じ方向を向いて汗を流した人が、生死の狭間にいると思うと、何と表現したらいいか分からなくなるものです。
しかし、その先輩は大したもので、
「死ぬ間際になったら、どうなるか分からへんし、ジタバタするやも知れへんけど、今は転移したら転移したで、受け入れるしかあれへんで。まあ、嫁も子供もいてへんから、心配することがあれへんから逆に楽やで。」と。
昔から豪快な先輩でしたが、相変わらず変に落ち着いた人です。

「言うてるやろ、俺はお釈迦様のような出来た人間になってん。病院では看護士さん達にめっちゃ腰の低いええ人や思われててんで。」
と言いながら、次の言葉で
「アホっボケっ、殺すぞ」(殺すぞは言ってなかっかな?あくまでもイメージです)
と言うような人ですが。

ただ、無料電話でなかったから、5時間の電話っていくらするんだろう…恐ろしい……請求書、Mさんに回しときますわ。(しつこいようですが、こんな軽口を叩ける関係です)。

とりとめもなくおわります。
おわり(=゚ω゚)ノ


人は5秒で変われる

2018-06-13 00:54:02 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは(・ω・)ノ

本日、稽古でしたが、ちょっと一般部で面白いことがあったので報告。
本日の一般部はIケダさんのみだったので、脚のトルクの稽古。
昨日Tさんに教えてもらった説明をしました。
しかし、なかなか感覚が掴めないようなので、いろいろ説明の仕方を変えながら何か掴めそうなものを探しました。
そこで、まずは落ちる感覚が必要ですから、階段を使って落ちながら脚を上げる稽古。そして、大腰筋・腸骨筋でトルクをかける感覚を掴むため大腰筋・腸骨筋を締めての蹴上げとやってもらいました。
とにかく落ちるから脚が上がるという事を意識してやってもらいました。
するとどうでしょう、いきなりIケダさんの蹴りが早くそして速くなったのです!
いや、これ、文章だけだと、大袈裟に言ってるみたいで信じられないとは思うのですが、本当に蹴りが変わったんですってば!!
その特徴として、速さはもちろんですが、右の前蹴りの時、トルクで蹴り足が引き込まれるのか、軸足の左足を蹴ってしまうんです。(これは新垣師範の教えを受けた人でなければ分からないかもしれませんが、最短距離で蹴ろうとすると、正中を通らなければならないのです)
しかも蹴って引いて戻した足はスッと地面に音も無く戻っていくではありませんか!!(以前のIケダさんは蹴りを速く蹴ると戻した足はドンッと大きな音を立てていたのです)
この2つの現象については、Iケダさん、全く意識して行っていません。頭は、落ちながら腸腰筋を締めることだけで精一杯だったと思います。
あまりの蹴りの速さに、私だけでなく、当の本人も驚いていました。
「別に筋肉が付いたとかそんなんじゃないのに、急に速くなるってことが本当にあるんですね!」
蹴りが変わるのに、トルクの原理を理解する前と後の間、僅か数秒です。

稽古の後、急に蹴りが速くなったせいで、Iケダさんの脚の裏は悲鳴を上げていたようです。
「今までどんなに速く蹴ってもこんなことなかったのに、今日はここ(ハムストリング)が痛いです。」
急激な変化に脚が耐えられなくなったのでしょう。筋を切ったとかそこまで酷くはなさそうなので、次回の稽古まで腸腰筋を締める稽古に留めとくように言っておきました。
しかし、嬉しくなってバンバン蹴って怪我しなけりゃいいが。


いや!それ以上にこのままでは、私はIケダさんに追い抜かれてしまう!
もう、今後Iケダさんに嘘しか教えま(´-ω-`)

でも、本当にそれくらい変わったんです。
師範がおっしゃっていました。
「人が変わるのに5秒もいらないよ!」
いや、びっくりした。

おわり(=゚ω゚)ノ



脚のトルク

2018-06-11 12:35:49 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。総資産は50億あります。(・ω・)ノ
毎日しとしと雨が降って梅雨らしい梅雨ですね。

まだ、どうも左の太腿裏が高負荷をかけると痛みが出るので、トレーニングはお休みです。
ということで、前回講習会内容の研究です。前回は脚のトルクをやりましたので、もう一度再考証。
講習会では、トルクは自分では出来てるつもりでしたが、私の蹴りを見た師範に「もう少し!」「もう少し!」と何回見てもらっても、「出来た」との声をついにもらえなかったので、まだ甘いのでしょう。
いつもの如く、教わっても直ぐには出来ない私ですので、そこは落ち込まず、原理原則を考えながら、細かく分析をします。

私の感覚では、右脚を上げると仮定して、左側の背後、沖縄弁ならクシを締めることによって左上半身が正中線に向かって落下する。その落下に合わせて腸骨筋を斜め中心に向かって締めながら大腰筋を収縮させる、というイメージでやっていたのですが、どうももう一つ感覚がピンとこない。

なので、ここは同志の助言をもらおうと、丁度用事で連絡を取った西表島のTさんにトルクについて尋ねました。
すると「それは、腸骨筋と大腰筋が合流している部位を使ってください。そうすると持ち上げと閉じが同時に行われるはずです。」と回答を頂いたので、早速解剖図とにらめっこ。
腸骨筋と大腰筋の合流部のはっきりしたイメージを頭に叩き込んで、もう一度チャレンジです。
すると、フワッとした感じで蹴りが出る。
左半身が沈んだ時に右足が引き込まれながら上がる。しかし右上半身は沈んでいる。って感覚です。
蹴りも歩きと一緒で、身体内部で操作するので膝下や大腿四頭筋などにはまったく力が入らないのです。
「おお?これかな?」と思い、前蹴りをしているところを動画にして、Tさんに見てもらったところ、「間違いない」という回答を頂いたので、ちょっと安心です。

我々日本の無想会会員はすぐに師範に確認を取ることが出来ないというところがネックとなっています。師範もブログで日本会員と本部会員の決定的な差というものを指摘されていました。
しかし、こうして、優れた会員もいますので、他の会員同士のネットワークで本部にも負けないものを構築しなければなりません。それ無しには、この先、無想会の活動は尻すぼみに終わってしまうでしょう。
せっかく武術的、文化的にも素晴らしい技術があるのですから、ぜひ大きく広げていきたいものです。
そのためにも我々は、本部会員以上に、個々人としての個に立脚して活動をしなければならないと考えます。

ここから、告知です。
そんな個が集まる稽古会を開催致します。
中四国稽古会
7月15日(日)PM6:00〜より
広島県東広島市西条町寺家2918
新宮神社 神楽殿

当日は3連休の中日です。
参加希望の方は
i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp(礒部)
まで

今日は大腿部の裏が筋肉痛です。

おわり(=゚ω゚)ノ