9月も終わりにさしかかり、
長かった残暑ももう過ぎ去ってしまったようです。
やっと、空手の稽古(自分用)もペースを取り戻しつつあります。
今、私の所の神社ではぼちぼち秋祭りの準備が始まり、
道場として使わせて貰っている神楽殿には、注連縄に使う稲藁が
保管されています。
さすがにそのままですと稽古の邪魔になりますので、
稽古前に稲藁の束を外に出しています。
今週の金曜日も稲藁を出していると、早く来た子供達が、
「僕も手伝う」
といって藁を運び出してくれました。
最初は初心者クラスですから、
幼稚園児から小学校低学年が中心なので、
自分より大きな藁束を抱えて外に運び出してくれるのです。
しかも、わたしは一言も手伝ってくれとは言ってません。
私の日頃の指導の素晴らしさを垣間見ました(笑)うそです。
子供というのは自分を保護してくれる人の役に立ちたい、
自分を認めて貰いたいという気持ちが多分にあるものですので、
本来お手伝いが大好きなんだなと思わされました。
ですから、親や指導者が自ら率先して働いていると、
自然と子供達も一緒になって働いてくれるものです。
こういうのを見ると、子供を指導できることの喜びを感じます。
子供が笑顔でいるとこちらも自然と笑顔になります。
こちらが笑顔でいると子供達も笑顔でいます。
良い相乗効果ですね。
稽古終了後は、最後は一般クラスなので、
勿論、一般の大人達が中に入れてくれました(笑)。