このブログ、令和になってから一切更新していませんでした。
今になって令和初の投稿!
さて、最近、組手のクラスに参加する人数が減ってきましたが、その中でも嬉しいことがありました。
今4年生のTイガは、お世辞にも組手が出来るともいえず、立っても動いても常にフニャフニャしていて、体格も線が細く、組手をやらせても「おいおい、大丈夫かー?」と思うくらいヘナチョコな状態で皆のイイ鴨にされていました。
始めた当初などは、他の子がバシバシッミット打ちをしてる中、まともに当てることが出来ないくらい飲み込みも遅く、飛び抜けて不器用でした。
そこで、最近は少人数のこともあって、Tイガにはプランクやサイドブリッジなどの体幹トレーニングを課し、型の指導もやめ、徹底した姿勢の矯正と基本突きの反復に特化させたのです。
その成果なのか、今回、自由組手をやらせてみると、4年生で一番体も大きくパワーもあるRウ相手に押し込む場面を何度も見せたのでした。
つい先日まで、誰とやらせてもほぼサンドバッグ状態だったTイガのあまりの変わりように、相手のRウも「初めてTイガに押し込まれた」と若干ショックを受けていました。
Rウには悪いですが、あれだけ不器用でヘナチョコだったTイガがまともな組手になったのです!今まさに人が大きく成長した現場を目の当たりにしたのです!
こんな嬉しいことはありません。
私の指導が良かったとまでは言いませんが、Tイガの成長するタイミングや本人の意識などが上手く合致したのだとは思います。
何はともあれ、人が日々成長する現場に立ち会えるのは指導者冥利に尽きます。
今後もTイガだけでなく、皆の成長に期待です!