無想会東広島同好会

6月24日に西条駅近くの小泉サロンで、
無想会の稽古会を行いました。
今回は、私の門下生4人に加え、
遠方岡山よりN氏の参加がありました。
N氏は現在C流空手を行い、大学時代には
W流空手の経験もある方ですが、
やはり、現代空手に疑問を持っておられ、
今回の参加に至ったようです。

この稽古会は、いつもの稽古と何が違うかというと、
無想会を冠しているわけですから、
少林流のことは一切行いません。
私の思想ややり方の一切を排して
新垣師範から教わった事のみを、
参加者と共に稽古しております。
自分の我を出さず、無想会に徹するわけですから
帯も無想会公認の紫帯を巻いて行いました。
私の門下生は初めてのその姿に、驚いていました(笑）

今回は、N氏が遠方より、初めての参加、と云う事で、
N氏を中心に身体操作の稽古を行いました。
２時間という限られた時間の中ですので、
如何に多く、かつ、如何に分かり易く伝えるか
無い頭をフル回転させながらの指導となりました。
多少、詰め込みすぎた感は否めませんが、
武道空手の魅力は伝えられたのではないかと思います。


写真は、ナイハンチの稽古風景。
皆さん、非常に熱心に稽古に励まれました。


無想会の同好会認定書を額に入れて
掲げて稽古会を行った。

この後、みんなで軽く食事に行き、
空手談義に花を咲かせ、
N氏に至っては、終電ギリギリまで、
残ってくれました。
ちゃんと、間に合ったかな・・・(汗)

後日、N氏より御礼のメールをいただき、
帰りは、稽古で使った大腰筋を意識して走って帰ったとの
ことでした。変な動きになり易いので、
怪しまれないように気を付けて下さい(笑)

今回の様に、私ごときが主催する稽古会に
わざわざ遠方より来て頂く方があることは、
本当にありがたいことです。
これも新垣師範との出会いがあればこそです。
出会いというものは、本当に自分を変えて
くれるものだと実感出来る日でした。

N氏は、今回の稽古会で少しは空手の
疑問が解けたのではないかとは思いますが、
今度は新垣師範の講習会が再び開催される時には
共に参加して頂ければと思います。
益々自身の空手が進化する事でしょうから。

私も負けずに更なる鍛錬に励まなければなりませんな。