大雨の後

昨日からの夜来の雨。
明日香川も濁流になっていました。


同じ所ですが、以前に撮った写真。


石橋


同じ所ですが、以前に撮った写真。

雨が止めば、何でもなかったように普通の景色に戻ります。

このようなことが和尚の周辺に起こっています。
和尚は仲間2人と書物の編集に携わる会社を作っていました。
100％版元の編集作業DTPです。
年ごとに書物が売れていない状況が伏線としてありました。
12年目の今回、
版元の赤字決算と新5カ年計画の決定をモロに受けまして、
和尚たちがやっていた編集作業DTPが中国（北京）に移りました。
いずれこうなるとは感じていましたが、
予想外に早く大雨がやって来ました。
石橋を渡っていた私たちは流されてしまいました。
これも時代の流れでしょうか。
恨みを言えばキリがありません。
一緒にやってきた従業員には感謝の気持ち
そして
それと申し訳ない気持ちで一杯です。

6月からは毎日が日曜日です。
好きな写真を毎日撮れるからいいね、
と言われるかも知れませんが、
そうは簡単ではありません。

河島英五「生きてりゃいいさ」
・・・喜びも悲しみも、立ち止まりはしない・・・
めぐりめぐって行くのさ・・・

夕べ朝の鐘の声
寂滅為楽と響けども
聞いて驚く人もなし
花は散りても春は咲く
鳥は古巣に帰れども
生きて還らぬ死出の旅

これは中里介山の「大菩薩峠」に出てくる詩です。
無常観の強い詩ですが、和尚の好きな歌です。

人の感情と別なところで、
明日香細川では田植えの準備が進んでいました。

進もうか！