先日の人間ドックで一緒だった方、退職後も地域の要職に就かれて活躍された方です。70代後半でしょう。
その方に「毎日何をされてますか?」と聞かれました。
「サンデー毎日です。唯一の仕事は我家の運転手です」と応えましたところ「それはいいことです」と言われました。
その方が言うには、こうです。
ご本人はいたって元気ですが、奥様の体調がおもわしくないそうで、どこかに連れて行きたいが、今はなんともならないとの事です。
「体力のあるうちに連れて歩くべきでした」と、寂しそうな顔でお話されました。
人間の身体は個人差がありますし、時として思わぬことに出くわすこともありますから、いつまで元気でいつから元気がなくなるのか分かりません。
が、若いうちに、体力のあるうちにとの言葉は極めて説得力がありました。
この言葉を私なりに受け止めていきたいと思った次第です。
さて、この柿はどなたのものなんでしょうか?
すぐ目の前の空き地に誰が採っていくものでもなく、とうとう雪を迎えてしまいました。
渋柿か甘柿か、採って食べるわけにもいきません。出番を失って朽ちてしまうんでしょう。
ではまた