先ず写真から。
美しい青空の手前に故障中の時計(お近くの方からの寄贈品)。この時計、以前このブログでも取り上げ行政に稼働していないことを伝えた所、早々に現状確認をして頂きましたが、その結果「修理する予算が取れないとので、修理は新年度になってから」とのこと(担当部署も苦しそうで気の毒でしたが、、、)。いったいいくらの費用がかかるのか知らないのですが、こんなんでいいのだろうか?
概要:広域ごみ処理施設の運営方式の勉強会をし、正常に動いていない街の時計に思う。
解説)2月10日(火)、通常通り出社後、10時~会派での勉強会があり、早々に会社を出て市役所へ。
勉強会の内容は、2月12日(木)に開催される【全員協議会】のテーマである「広域ごみ処理施設の運営方式について」に関すること。
既にこの運営方式は、DBO方式(公設民営方式:Design Build Operation)という形に案が出来ており、その経緯や理由等について説明を受けました。
このDBO方式とは、公共(今回の場合、2市2町)が資金を出し運営を民間に委託する形のことなのですが、他には公設公営やPFI(民間が施設を持ち民間が運営する所に公共が仕事を委託する)等があります。
この運営方式で最もウエイト(配点)が置かれたのがコスト。建設コストで200数十億円、ランニングコストは20年で300億円以上を要する大きな事業であるだけに、現行の単独自治体で運営するのに比べるとメリット額も数十億円と大きな額になります。
重要なのはこうやって出てきたメリットを身近な街づくりや公共サービスの品質向上に役立てることなのですが、時計の修理も翌年度に見送るという状態に、高砂市の抱える課題の根深さを感じます。
時計の修理よりも優先することが沢山あり修理には費用を回せないのか、稼働していない時計の修理等”大したことではない”との価値観なのか、総合運動公園の時計も半年以上故障中の張り紙が貼られたまま。
私の勝手な価値観かも知れませんが、いくら立派な施設を設けても、そこに正しく動いていない時計があれば、何かしらそこは目の行き届いていない施設であったり廃れた街の臭いが出ている様に思います。
腐食する橋、撤退する可能性のあるスーパーを抱える街、公園から遊具が減っていく街、こんな街でも時計の正常な稼働は可能なはず、と思うし、こういうことにこそ拘らないと、何もかも右肩下がりの様な雰囲気の街になってしまいそうな気がします。
何とかしたいものです。
本日は建国祈念の日。良い一日を過ごしたいですね(with smile)。