72候 9月2日は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」
<稲が実る頃>
24節気 9月8日頃は「白露」
<大気が冷えてきて、露ができはじめる頃>
だそうで、
だいぶ気温も下がり、
ベントグラスの生育にとって最適な頃となってきました。
できるだけ早く夏越しのダメージ部分を回復させ
秋のエアレーションや固形肥料の施肥へと
進めたいところです。
しかし、
72候 9月23日「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」
<雷が鳴り響かなくなる頃>
までは大気の状態も安定せず、
過去の9月を振り返ると
日中の気温上昇もあれば、台風もある、
秋雨による日照不足もありうる。。。
9月の気候は油断できませんね!
◇
NHKの「夏休み子供電話相談室」で
植物学の先生が
「濃い水は根の水を引っ張り、植物を枯らす事がある。」
と話していました。
分子密度の高い方へ水分は引っ張られると言うのです。
塩害、濃度障害なども同じ理由だそうです。
まだまだ日中温度が高いこの時期には
薄目の液肥を少量多回数で散布した方が
水分も肥料成分もターフが吸収しやすいのではないでしょうか。
◆
少量多回数で
夏越しのダメージ部分(芽数減少や根あがり)を回復する上で、
オススメの資材が
「ブランZ(10-6-5)」です。
主な成分とその効能です。
・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%
→「徒長」などのリスクが少ないN(窒素源)でダメージを回復
・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%
→根あがりを回復し、秋の新根発根を促進
・カリウムを5%
→気候不順の中、ターフのこしをしっかりさせます。
・芽数を回復させるエッセンシャルプラスを20%
→新根、新芽の成長を促すアミノ酸+ビタミン。
夏越しで消耗した貯蔵糖分を補給する糖類。根の成長を促進するケルプ(オーキシン様物質)。
などをバランス良く配合
・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素
→雑菌、細菌の繁殖を抑制でき、ターフの代謝を促進する微量要素です。
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是非お試し下さい!
よろしくお願いします!
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