「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

「紅葉」と「アントシアン」。「貯蔵糖分」開始のサイン。

2020-11-02 16:17:49 | 芝草「秋」にオススメの資材

少しずつ

ゴルフコース周辺の山々が紅葉しはじめました。

肌寒くなり、

土壌の善玉菌の活動が緩やかになる頃、

木々は

根や茎に「冬越し」や「来春の芽出し」のための

貯蔵糖分を蓄え始めます。

「紅葉」は「冬越し準備」が始まったサインとも言えます。

グリーン面でも

アントシアンが出始める頃です。

善玉菌の活動が 

一気に停滞する

日当たりの

あまりよくないグリーンなどは、

アントシアンが早く

はっきりと出る傾向にあります。

(「リストア・プラス」などの資材で

根茎周囲のバクテリアの活動を

一気に停滞させないようにすれば

アントシアンを目立たなくする事ができます。)

グリーン面の「アントシアン」の出現は

ターフが「冬越し準備」を始めたサインです。

ところで、

下仁田ネギは

何故あんなに旨いのでしょうか?

冬の間、

ネギはその茎の下の白い部分に貯蔵糖分を蓄え、冬越しします。

植物細胞は糖分を蓄えれば蓄えるほど、

乾燥しにくく、凍りにくいのです。

特に下仁田ネギはその白い部分が太く、

みずみずしさと甘味が他のネギより際立っています。

ターフにとっても

11月の晩秋施肥以降の

貯蔵糖分の充実

「冬越し」

<糖質を蓄え、乾燥しにくく、凍りにくくする>

「来春の芽出し」

<来春2月下旬頃からは

貯蔵糖分をエネルギーに

春の新根(白根)を発根する>

を成功させる上で、とても大事です。

今年は

7月と9月の日照不足、

8月の高温で

例年よりも

ターフは貯蔵糖分が少なく

この晩秋を迎えています。

幸い

この11月は

例年よりも気温が高く、

晴天も多い傾向にあるので、

施肥次第で

分解と貯蔵を

進行させるには有利です。

この11月の施肥で

一気に貯蔵糖分の充実を図りたりものです。

貯蔵糖分の充実に

オススメの資材があります!

○「デ・サッチャー」

分解系バチルスと分解酵素の資材です。

古茎根や有機残留を分解し、栄養分に変換します。

○「リストアプラス」」

こうぼ+アミノ酸+フミン酸の資材です。

土壌内の栄養を分解し

糖質に変換し、貯蔵糖分として蓄えます。

「こうぼ」は地温0℃~5℃でも活動するので

他資材の駆動物質としても働きます・

○「カルマグ・マックス(7-0-3)」

カルシウム、マグネシウム、カリウムの力で

ターフの細胞を固くし、

地上部の動きを抑える事で

より一層、貯蔵を促進します。

以上です。

宜しくお願いします!

( ´▽`)