
むかーしの映画を観るのが
最近の楽しみです。
先日観た
1961年の日本映画で、
興味深い場面がありました。
「枯芝屋」という商売が
かつてあったようです。
カレシバヤ。。。

中年の紳士が
上野駅で、
とある女性と落ち合います。
紳士の肩には
ゴルフバッグが。
紳士は女性に言います、
「ちょっと預けてくるからね」
と言って、
一時預かり所へ、バッグを預けます。
一時預かり所には、
ゴルフバッグが
山のように預けられています。
駅から女性を伴って
出て行こうとする紳士に、
何やら怪しげな人物が
封筒を渡します。
紳士は、
まわりを気にしながら
お金を渡します。
この怪しげな人物が
「枯芝屋」
というものらしいです。
紳士が買った封筒の中には
刈った芝が入っていて、
家に帰る前に
ズボンの裾に
少し入れる、ということらしいです。
当時のズボンは、
裾がダブルになっていたので、
「いかにも、ゴルフしてきました」
という
アリバイの細工には
もってこい
だったのかもしれません。 。。。
こうやって、
昔の男性達は
ゴルフに行ったフリをして
奥さんや家族に
秘密を作っていたんですね。。。。。
今ではありえない
商売があったのも、
「昭和」という時代の
面白いところ
だったのかもしれません。。。。
(筆/けーすけ )
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