「拝啓、グリーンキーパー様 !」

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こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

一年の計は「冬越し」にあり。

2018-12-02 13:37:45 | 芝草「冬」にオススメの資材

もうすぐ、

2018年も終わろうとしています。

2018年を振り返れば

コース管理を進める上で、

厳しい状況が多かった年と言えます。

まず、

5月の強烈な乾燥

続いて、

7月8月の気温40℃近い異常な高温

そして

9月10月の台風による倒木、塩害、日照不足

もし、地球温暖化がもたらす影響が

このような、

四季のある国、日本らしからぬ

不安定な気象の連発だとすれば

かなり、しっかりした状態で

来春の芽出しを充実させて

来年 2019年を順調に進めていきたいところです。

春の芽出しを成功させる鍵は「晩秋施肥」~「冬越し」にある

ような気がします。

スポーツターフの1年の計は「冬越し」にあり。

と思うのです。

「冬越し」において

>貯蔵糖分を充実させる

>ターフの乾燥害、凍害を抑える

>表層の固結を抑える

>ターフの擦り切れを抑える

これらのテーマは全て

来春の芽出しを充実させるための

大切な条件と思います。

そして

>ターフと表層を「乾燥」させない事

に「冬越し」のテーマが集約されるような

気がします。

「乾燥」に強い肥培要素と オススメの資材です。

1) 三相バランス「ハイドロ・マックス」

 「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 固結し、透水性が悪い表層が乾きやすい事は

夏も冬も変わりません。

天然の浸透資材「ハイドロ・マックス」

天然サポニンの浸透効果で、

フミン酸を表層全体に到達させ、

気相を持続し、

「ユッカ」のもつ湿潤成分が

表層とターフの潤いを持続します。

2)「糖質」「リストア・プラス」

 貯蔵糖分の充実したターフは乾燥しにくく、

凍りにくいです。

甘味の充実した「下仁田ネギ」がしっとりしているのも

白い部分に蓄えた糖質のおかけです。

「リストア・プラス」の主成分

「こうぼ菌」

5℃以下の地温でも働き

土壌内の有機残渣を分解し、

貯蔵糖分に変換し、

ターフに蓄えます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 3)「グルタミン酸」「ターフバイタル・プロ」

糖質同様に

グルタミン酸の充実した植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくいことが

食品メーカー「味の素」の研究で明らかになっています。

さすが、冷凍食品の旨さを追求しているメーカーの研究です。

日照不足対策で定評のある資材「ターフバイタル・プロ」

は「グルタミン酸」を通常のアミノ酸資材の約10倍も

含んでいる資材です。

4)「菌根菌」「パーマ・マトリックス」

 

←18KG/袋入りです。

 近頃注目の「菌根菌」ですが、

根の周囲に生存する「菌根菌」が

根茎周囲の乾燥を抑制

している事が分かってきています。

4種類の「内生菌根菌」と

7種類の「外生菌根菌」を主成分とする

「パーマ・マトリックス」を

テイーグラウンドの芝の薄い部分に

すり込んでおくことで

「冬越し」中の乾燥擦り切れを抑え

来春の芽出しを向上させる効果があります。

←この夏、散水の困難な場所での生育に貢献した「パーマ・マトリックス」

以上です。

ご検討いただければ幸いです!

宜しくお願いします。

( ´▽`)