風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

伏見唐辛子

2009年10月19日 | 男の料理

スーパーで伏見唐辛子を見つけました。
京都の伝統野菜の一つです。実はこの輩、唐辛子のくせして、辛味成分であるカプサイシンが含まれていないのです。
君は唐辛子って名乗って良いのかい
形だけ、唐辛子みたいな顔してて、情けないやつです。
別名、甘長唐辛子とも
辛くないんだったら細長ピーマンとかさ、唐辛子にこだわる事ないのにね。
しし唐辛子の方が、まだ辛いのです。

話は脱線するけど、しし唐辛子って袋の中に必ず激辛が一本混じってるよね。
爆弾ゲーム感覚です。

話は元に戻ります。
この伏見唐辛子、たんぱく質、カルシウム、リンの含有はピーマンの2倍、食物繊維は3倍で、古くから夏バテ解消の食物として重宝されているそう。
見損なってはなりませぬぞ!

今日はそんな伏見唐辛子を牛肉と和えてみました。
材料:
伏見唐辛子4本
牛バラ肉150g
A:だし汁大さじ4
  醤油小さじ2
  みりん小さじ1

伏見唐辛子を魚焼き用グリルで、表裏焦げ目がつくよう焼き、縦に包丁を入れ、種を除いて(熱いから気をつけてね)一口大に切ります。
鍋にAを火にかけ、沸騰したところへ肉を入れさっとかき混ぜ、色が変わったら、伏見唐辛子を加えて、汁けがなくなるまで煮つめます。
簡単でしょ。
これがまた、日本酒にも合うし、暖ったか炊き立てご飯にもぴったり!
お試しくださいませ。

            ニューサイエンス社 「四季の味」№57 夏号参照
                     (僕のお気に入り 愛読書です)
コメント (2)
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