スーパーで伏見唐辛子を見つけました。
京都の伝統野菜の一つです。実はこの輩、唐辛子のくせして、辛味成分であるカプサイシンが含まれていないのです。
君は唐辛子って名乗って良いのかい
形だけ、唐辛子みたいな顔してて、情けないやつです。
別名、甘長唐辛子とも
辛くないんだったら細長ピーマンとかさ、唐辛子にこだわる事ないのにね。
しし唐辛子の方が、まだ辛いのです。
話は脱線するけど、しし唐辛子って袋の中に必ず激辛が一本混じってるよね。
爆弾ゲーム感覚です。
話は元に戻ります。
この伏見唐辛子、たんぱく質、カルシウム、リンの含有はピーマンの2倍、食物繊維は3倍で、古くから夏バテ解消の食物として重宝されているそう。
見損なってはなりませぬぞ!
今日はそんな伏見唐辛子を牛肉と和えてみました。
材料:
伏見唐辛子4本
牛バラ肉150g
A:だし汁大さじ4
醤油小さじ2
みりん小さじ1
伏見唐辛子を魚焼き用グリルで、表裏焦げ目がつくよう焼き、縦に包丁を入れ、種を除いて(熱いから気をつけてね)一口大に切ります。
鍋にAを火にかけ、沸騰したところへ肉を入れさっとかき混ぜ、色が変わったら、伏見唐辛子を加えて、汁けがなくなるまで煮つめます。
簡単でしょ。
これがまた、日本酒にも合うし、暖ったか炊き立てご飯にもぴったり!
お試しくださいませ。
ニューサイエンス社 「四季の味」№57 夏号参照
(僕のお気に入り 愛読書です)