風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

ボージョレー・ヌーボー解禁日の出来事

2009年11月20日 | 回想録
昨日は、ボージョレー・ヌーボーの解禁日。

それでは、僕のボージョレー・ヌーボーの解禁日にまつわるエピソードをお話しましょうか。

昨年の事です。

その日、定時で上がった僕は、珍しく赤ちょうちんにも寄らず真っ直ぐお家に帰りました。
家では、ちょうど夕食の支度中!
冷蔵庫を開けた僕は、ビールが切れている事に気が付きました。
お陰さまで、歩いてすぐのところに「酒のディスカウントショップ」があるので、調達に出掛けたのです。
すると、お店の前では、売り子さんが「ボージョレー・ヌーボーの解禁日」と手書きのPOPをそばに道行く人たちに声がけをされていました。
あ~今日は解禁日なのねっ・・とその時初めて気が付いたのです。
ビールも買うけどさ・・・
ボージョレーさんも呼んでます・・・

さて、どうしたことか・・・

でもね、2980円・・・
珍しく赤ちょうちんに寄らなかったのではなくて、給料日前で財布の底が見えてきたからなのでしょうよ。その事も改めて気が付きました。
一晩で空けちゃう3000円の酒は高い。
今の僕には、一晩で空けちゃう178円の「その他の雑酒」なのです。

後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎ店の奥へ。

ところが一度浮かんだ「ワイン」の文字が頭からなかなか消え去りません。
ようしボージョレー・ヌーボーの解禁日だろうけんど、その日に別のワイン飲んだって良いわけだしね。
1000円以下のチリワインを買って帰ろうとワインコーナーへ向かいます。
ところが、そのコーナーの一角に「ボージョレー・ヌーボー1000円!」と、これも手書きのPOP見つけたのです。
なあんだ、格安もあるのね!
迷わず1本抜き取り喜び勇んでレジへと向かいました。
お家に帰ると、ナイスタイミングで夕食が待っていました。
妻に「1000円でボージョレー・ヌーボー売っててさ~買ってきちゃったよ」と
言いながら、コルク抜きを台所へ取りにいきました。

すると、妻の独り言
「今年何年だっけ」
「えーっと何年だっけ?」と僕
「何かさ2007年って書いてあるよ

昨年、ボージョレー・ヌーボーの解禁日に
一年前のボージョレー・ヌーボーを飲んだ僕なのでした。

ま~ま~美味しかったよ!!


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