帰寮。久しぶりの大学の友人との再会。大学最寄りのJRの駅に着いた時には、
「全然帰ってきたのがうれしくないわ」
とだなんて思ってしまったものだったのが(笑)、友人たちの元気な顔を見るとそんなどんよりとした心の中の曇り空も消えて晴れ渡った。みんなで風呂に行く。筆者は寮の大浴場が大好きである。故に久しぶりに大浴場に入れることに感激して、
「うわー、風呂久しぶりだわ」
とつぶやく。すかさず、
「うわ、たきい汚い(笑)」
と返す彼ら。ああ、寮に帰ってきたんだな(笑)。まもなく授業も再開です。医大生・たきいです。
さて、今の時期はどこも交通機関が混雑しているらしく、実家が遠方にある人も多い筆者の大学では、折角実家で疲れを取ってきたのに大学に戻るだけでまた疲れがたまってしまった、だなんて人も多いらしい。筆者は他の人ほど実家と大学の距離が遠いわけでもないのだが、今の時期の新幹線というのは混み合っていて疲れるものだ。ただでさえ駅に人が多い。そのことを見越したクレバーな自分がたまたま年末に現れて、今回は指定席を取っておいた。しかし切符の券売機を見ると残り僅少。座席の希望を取ることもできず、3列席の真ん中しか空いていないらしい。なんだか迷惑な座席である。
早めにホームに行ってさっさと車両に乗り込んだ筆者。仙台駅始発の車両だから混んでいないのかだなんて思っていたのだが、どんどん人は乗ってきてほぼ満席に。ちなみに左隣にはきれいなお姉さんが乗ってきた。いや、別にだからなんていうことではないのだが。右隣りはおじさんだったがそのことは明らかにどうでもよい。
急に紳士的な男という本当の姿の自分が出てしまって、お姉さんに「荷物あげましょうか」だなんて言ってしまう。いや、別に当たり前のことである。しかし、降りる駅も違うんだろうし、いちいち面倒だなだんて思ってしまうのだが、この席に特に不満があるわけではない。
目的地の駅までは案外近い、と帰省の度に思うのだが、実際案外近く、新幹線の中で読もうと思っていた本も全く読み終わらなかった。そろそろ到着のアナウンス。なんと、3列全員が同じ駅で降りたのである。流石はJR。うまくできたもんだ。
むろん、「荷物降ろしましょうか」とそのきれいなお姉さんに声をかけたことは言うまでもない。
(親から物が届いたという友達のところに行ってみたら、「折角お土産に持ってたやつなのに入れられた」と怒っていて笑ってしまった人(笑))
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