わたくしのオススメする発泡酒のKIRIN澄みきりであるが、6缶600円で売っていたので迷わず購入。ジュースよりも安い。買わねばならぬ。するとなんと、年齢確認をされた(笑)。実年齢的には年確されてもおかしくはないのだが、老け顔のわたくしである。生化学の実習中、同級生の25歳のお兄さんと明日で22歳のお姉さんと雑談をしながら「この中で俺が一番若いとか信じらんないな」とボケておいたら、「確かに」と冷静に返されたほどである。しかしわたくしもまだまだ若さをウリにして頑張れるかと少々ほくそ笑みながら袋に商品を詰め込んでいたら、次のレジ打ちから聞こえてきた言葉に耳を疑った。推定年齢60歳のおじいちゃんにまでそのオバサン店員さんは年確をしていたのである。なんだ、ただの頭の固いオバサンだっただけなのか。期待を持たせておいて、ふざけんな(笑)。医大生・たきいです。
生化学実習は尿の実習であった。いよいよ。なんだか医学部っぽいことをしているなと実感させられる実習である。しかし昼イチに尿をとってこいと言われてもなかなか出るものでもなく、途方に暮れて自動販売機に向かった。するとみんな考えることは同じで、みんな水なりお茶を飲みまくる。自販機の売れ行きが凄まじい。筆者も負けじと、期間限定で600mL入っている水のペットボトルを一気飲み。尿意を覚えてトイレに向かう。
自分の尿をいろいろ調べられて恥ずかしいというよりも、実験の手順を混乱してそんな気持ちになっていられるほどの余裕はなかった(笑)。歩き回っている先生から、「あれ、これ、誰の尿なの?」と言われた時には涙ぐみそうになったが、タンパク質の存在を他の方法で否定できて一息ついた。昨晩の過ごし方についての問答とかはじめられたらたまったものではなかったからである(笑)。
それにしても尿と言われると高校2年生の夏を思い出す。高校は男子校だったのだが、むさくるしく男だけで一級河川の河原にむかった7月の下旬。河原で焼肉をしようという企画であった。今思うと、車もないのに、よく女の子もなしにそんな面倒なことをすすんでやる気になっていたものだと思うのだが、男子校というのは心の底からのバカを本気でできる空間で、これまでの人生を振り返ったときのよりどころでもある。
さておき、その日。焼肉を終えてたらふく食べあげた後。片づけをしようとして鎮火しようと試みた男がいた。その彼も今や天下の東大生である。夢は科学者。尿を以って火を消す。NH3が空気よりも軽いという事実はあれ以来忘れようにも忘れることはできそうもないのである。
(尿検査は血液検査よりも患者の負担が少ない、と習ったけど自分が患者なら血を抜かれた方が楽な気がする人(笑))
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