道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

2/23氷点下の雪の中のゆるジョグ10㎞(バランスだよなぁ…)

2025-02-23 16:11:00 | 日記

連休2日目の日曜日
今日もGarminのアラームはならないけど
いつもの時間に目が覚めた

習慣って怖いもんだと…
だけどまたもや7:30までベッドから起きれず
とにかく寒くて今日も続く氷点下の朝

寒さに震えながら外の景色を確認すると
雪は止んでて思ったほどの積雪量でもなく
これなら雪かき不要で何とか走れそうだと…

そう判断してからノンビリと朝のルーティン
そしてジョグの準備を…

ところが
ウェアに着替え始めると
俄に空が暗くなって細かな雪が降り始めた

ちょっとヤバいなぁと思いながらも
雨雲レーダーを確認してから
スタートすることに…

今日はこの子をお供にして…



雨雲レーダーの予報とは裏腹に
氷点下の寒さの中で降り続ける雪
降ったあとも溶けることなく
そのまま積もることに…

なので
あっという間に路面の雪かさが増してきて…

でもグチャグチャのシャーベット状よりは
その方が全然マシに走れる感じ

しかも雪のクッションが適度に効いて
足に優しいところがグッド?
シモヤケに厳しい冷たさを除けば…

ということで
ツルツルに凍って滑る路面よりは
かなり走りやすくスピードもそこそこに…

もちろん乾いた路面とは
比べ物にならないけど…

それでも結構リズム良く走れたのは
凍るようなお天気の割には
予想外に当たりのジョグになったと…

雪なのでいつもの10キロとは違うコース
冷たい雪が降る中ですれ違うのは車ばかり

走ってるランナーはもちろん
歩いてる人の影すら
ほとんど目にすることもなかったが…

折り返しの6キロ地点を過ぎたあたりで
傘をさしながら歩いてたオジさんがひとり
向こうから…

こんなに寒い日の雪降る中を走ってると
絶対に変なジジイだと思われるんだろうなぁ
そう思いながら近づいていくと…

オジさんがずっとコッチを見てるみたいで
何気に僕も見返し続けていたのだが
すれ違う手前で知人のNさんだと気付いた
ひとつ年上の…

そういえば彼の自宅は確かこの近くか?
具体的にどこなのかは全然知らないけど…

そんな彼
走ってるのが僕だとわかったらしく
おお〜っ!と声を上げた

オハヨウっす!と先に挨拶すると
こんな日も頑張ってるね〜との返事

まぁ
確かに冷たい雪降る中で走ってると
頑張ってるように見られるんだろうなぁ
どうしても…

僕自身はそんなに頑張ってるわけでもなく
ただ走りたいから走ってるだけなんだけど
走りたくもない人にとってみれば…

元々彼とはそんなに親しくもないのだが
毎日走ってるとたまに見かけたりして
手を振ってくれることも…

だから
こんな雪の中を走ってるヘンタイジジイが
この僕だと気づいたのだろう

もちろん僕は誰かに気付いてほしくて
毎日のように走ってるわけじゃないけど…

そんな思いを抱きながら走り続ける中
昨日一昨年と2日間休足日だったので
12〜13キロくらいは走っておきたかったが…

なかなか降りやみそうにない雪の中
10キロほどでやめておこうと家路へ…



ところが10キロを走り終えて
家まで歩き始めた途端に雪が止み
お陽さまが顔を出してきて…

なんだよ〜
もうちょっと走り続ければ良かったなぁ

家の前まで
雪の積もった歩道に足を取られながら
帰ってくると…

雪かき不要だと思ってたのに
どうやらチャラ息子が気を利かして
玄関やガレージ前を雪かきした跡が…

まぁ雪かきするほどの積雪量でもなかったが
いつも老いぼれジジイがしてるんだから
休みの日くらいは息子がやってもいいと…

何もかも
バランスだよなぁ…







ジョグ終わりのシャワーを浴びてから
ちょっとした買い物に
イキツケのドラッグストアまで…

そろそろ染めた髪の色が抜けてきたので
安物のヘアカラーなど幾つかを買いに…

レジに並んでたときに
隣のレジに奥さんと並んでた同級生に遭遇

僕を見つけた彼は奥さんから離れ
僕の方まで歩み寄ってきた

おう〜ッ久しぶり〜!元気かよ〜?

相変わらずだ
今日は走らないのか?

もう走ってきたよ…

へぇ〜こんな日でも?

彼も同じ地域に住んでるから
僕の走ってるところは
何度も見かけてるはずで

そんな彼とレジを待つ間しばしの世間話
彼の話では
最近所有してた空き地を手放したと…

数年前の僕と同じように…

まぁ僕も彼も
今は年金暮らしのプータローだから…

そんな彼と最近の事や暮らしぶりなど
いろいろ話をしてると
隣の彼の奥さんのレジが終わったらしく
いそいそと手を上げて戻っていった

おそらく
彼も奥さんには頭が上がらないタイプ?
なのだろうきっと…

我が家のチャラ息子やグウタラ娘と
似たような年代の子どもたちがいたはずだが
一緒に暮らしてる話は聞いたことがなく…

そうなると
奥さんには頭が上がらなくなるよなぁ
我々の年代ってどうしても…

だから奥さんと一緒に
買い物に来てるのか?
我が家ではとても考えられないけど…

というより
それなりに仲が良いってことなんだろうなぁ
仲が良くなければ
絶対に一緒に買い物に来ないよなぁ

我が家ではあり得ないけど…

そういえば
ちょうど1年前のこの連休のときに
グウタラ娘が産んだ孫娘に会うため
大都会まで2泊3日のドライブ旅行のときも…

グウタラ娘夫婦の住む
マンションを訪れる以外は
僕もカミさんも全くの別行動だったし…

カミさんはカミさんで
行きたかったところへ単独で行き
僕は僕でやりたいことをやってたという…

そんな状況が
今の僕とカミさんの関係を
如実にあらわしていると…

だけどそれでいいんだよなぁ

これから
あらためてカミさんと仲良くなりたいという
そんなわけでも全然なくて…

おそらくカミさんもまた同様に…

だから…

仲の良い老夫婦が普通なのかもしれないけど
我が家は我が家で同じ屋根の下に住みながら
それぞれ別々の暮らし方をしていくという…

絶妙なバランスを取りながら…

それもこれも
お互いのためのバランスが大事なんだよなぁ

やっぱり
バランスだよなぁ…