道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

4/14老いらくデート後のゆるジョグ6㎞(人生はわからないと…)

2024-04-14 18:14:00 | 日記

本当は
今日は休足日のつもりで
7時過ぎに起きたのだが…

明るい陽射しに惑わされ
走ろうかどうか迷いつつ朝のルーティンを…

いつになくカミさんも早く起き出して
何やら出かけるような感じらしく…

いつもとは違って
僕よりも早くに朝食のトーストを摂り
いかにももうすぐ出かけますよといった様子

案の定
今日は用事で一日中いないからと
カミさんからのご通達

それを聞いた途端に
疲れてるけど今日も走ることに決めた

昨日は午前中に10キロのジョグを走り
午後からはアラ古希某カオルさんとの
老いらくデートで汗だくの奮闘だったのに…

だけど最初っからいつもの10キロジョグは
とても走れそうにないと感じてて…

それでもウェアに着替えて
桜の残ってる街中の日曜ジョグへと…

この子をお供にして…



走ることに決めたはよかったけど
さすがに今日は疲労困憊のテイ

昨日はジョグ10キロだけじゃなく
アラ古希某カオルさんとの老いらくデートで
老体を酷使したから…

走る前のストレッチの段階から
残ってる重い疲労感を感じつつ…

ゆっくりと家の前の緩い下り坂を
ソロソロ降っていくと
土曜日の静けさとは違う活気を感じる
日曜日の街並み

若い親子連れなんかが
お散歩なのか歩いてる風景の中を
ポンコツジジイがノロノロと走ってる画
ほのぼのさと滑稽さが入り混じって…

もちろん
いい歳のジジイが老いらくデートで
老体を酷使してきたことなんか
僕以外は誰も知る由もなく…

走り出して感じるつよい疲労感
すぐにでもやめようかと思ったが
とりあえず5キロだけは走ろうと思い
ギコチナいステップを繰り返し続けた

途中に1キロほど続く急な上り坂
よっぽど歩こうかと思ったけど
無理やりに走り続けてなんとかクリア

これくらいの苦痛が耐えられないのなら
アラ古希某カオルさんとの老いらくデート
こなせるはずもないと…

そう思いつつ
予定の5キロを延長して何とか6キロまで…



もちろん昨日の老いらくデートの翌日だから
タイムもペースも問題にならないほど…

それでも
そんな状態にありながらも
少しでも走れたことがポンコツジジイには
喜びを感じる要素になったと…

まだ少しはイケるんじゃないか?

捨てたもんじゃないさ
ポンコツジジイの油の切れた老体も
まだまだ…







昨日のアラ古希某カオルさんとの
おそらく最後になる老いらくデート

去年晩秋の前回と同じように
郊外のショッピングセンターの駐車場での
待ち合わせの約束

2度目だからそれなりに慣れて…

1度目のようにドキドキする新鮮さはないけど
逆に安心感みたいなものもあって…

それは待ち合わせだけじゃなく
デートの内容そのものも同じだったかも…

前回の戸惑ってまさぐり合う感じもなく
今回はとことん楽しむことができたはず…

ただあらためてわかったのは
僕も彼女もアラ古希という年齢が示すように
お互いの身体が思うようにならないこと…

具体的にいえば
取りたい体位がどうにも上手く行かなくて
仕舞いには背中や脚が攣ったり…

前に付き合ってた若い頃とは違って
身体が硬くなってしまってなかなか…

そして当然体力も無くなってるから
僕も彼女も果てるまでには至らず…

もちろんそれでも充分満足なのだが…

僕の上に乗っかって
若い頃には見せることのなかった
彼女の悶絶する表情も見れたし…

これがアラ古希の女性なのかと
目を疑うほど…

だけどやっぱり絶頂には届かず
お互いに…

それも全て
年齢のなせるワザだとつくづく…

僕自身が果てることが難しいのは
何年も前に別れた若い彼女との経験から
とっくにわかってたけど…

できれば
果ててフィニッシュできればというのが
願いだったことに違いなく…

彼女もそうだったろう

だけど
若い頃のように絶頂に至るまでの体力は
お互いにもう持ち合わせてないと…

それでもお互いに
それなりに濡れたり勃ったり出来たこと
アラ古希にしては合格点だったと…

そう思いつつ
彼女との汗だくになった交わりに
ある程度の満足を…

おそらくこれが
僕にとっても彼女にとっても
最後の交わりになるに違いなく…

そんなことを承知の上で
これで最後にしましょうという
彼女の発案に僕も同意しながら
シャワーのあとで帰る身支度を整えてた

最後となるデートからの帰り道
愛車の中でずっと手を握り合ってたのは
まるで果てなかったことの代わりみたいに…

待ち合わせ場所の
ショッピングセンターの駐車場に戻り
僕の愛車から降りて
何事もなかったように帰っていく彼女

僕の車から降りてしまえば
平凡で幸せなバァさんの暮らしに
戻っていくのだなと感慨深く思いながら
アラ古希には見えない若い後ろ姿を見送り
屋根をオープンにして駐車場を後にした

これで良かったのかどうなのか?

もちろん世間的というか常識的には
良いわけがないのは十分承知してるけど…

死んでしまう前に後悔のしない生き方として
僕も彼女もこうする道を選んだわけで…

それが人としての道から
大きく外れていたとしても…

チャラ息子からの用事で
思い立って久しぶりに彼女に電話をしてから
ちょうど1年が経とうとしている

1年前は
まさかこんなことになるなんて
思ってもみなかったが…

人生も終盤に来て
こんなことがあるなんて…

まだまだ
人生はわからないと…





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