
AC-Booster mini の基盤ですが、よく見たらトレブルの線が1本取れていました。基盤の下側右から4番目の黄色い線です。
一枚足りない、恨めしやー! こんな怪談話が聞こえてきそうですが、随分と長い間この基盤の高域の抜けの悪さに悩まされて、結果気に入らなかったのでケースに入れませんでした。
トーンの線が一本外れていたというコテコテのオチでした。
今回ははっきり外れていたので気が付きましたが、ハンダが芋になって浮いているなんてこともあり、その場合は表面上付いているように見えるので分かりいにくいでしょうね。
先日のレスポールスペシャルのボリュームがそうで、音が途切れる現象でボリュームを動かすと状態が変わるので接触不良の現象ですが、劣化ではなくてハンダが固まる時に接点が変形して接触不良を起こしていました。
端子のはんだを上げ直すと、張力が解除されて治りました。これは、原因が分かっていたわけではなくて念のための上げ直しでした。なので治ったのは偶然と言えますね。ですけど、音が途切れるのは根本的に不良ですよね。偶然で、一本のレスポールを救済しました。
こんな事も有るので、世の中の悩めるギタリストにはエールを送ります。諦めないで、根気よく対処しましょう。