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バンド活動での日常と自作改造の実験

エフェクター自作基盤の調整 ピンジャック正解

2020-07-25 11:02:04 | エフェクター自作改造

RockPreamp に取り付けた、入力コンデンサーのピンジャックですが、元々のコンデンサーは0.022μファラッドでした。ピンジャックに取り替えた時点で、RC用の0.047にしましたがやはり低音がブーミーでした。

思い切って、最初の指定よりも小さく0.01にしてみました。これでブーミーさが抑えられて、使いやすい感じになりました。写真で黄色のコンデンサーの10nの文字が見えるでしょうか。ピコ単位でかかれているので、1/1000するとμに変換できるので0.01となります。
電気のパーツは単位とか、色表示の抵抗、あと方向性足の属性とか、確認することが多いですね。その確認にもブレッドボードが使えます。LEDとかは方向が逆だと点かないので分かりやすいですね。
他のACブースターは、0.047を付けてブーミーでないので全体のバランスが違うのでしょうね。パーツの個体差もあり、最終の出音は全部を組んでみないと分からないということです。

何事もそうですが、やり出すと奥が深いですね。

今回ピンジャックにしたのは、手順のサンプルのつもりでしたが結果的にはパーツの取り替えをしたので恩恵にあずかれました。

因みに、ピンジャックで交換できるようにして楽しむのは今回のようなカップリングコンデンサー、クリップダイオード、増幅率用抵抗等ですね。僕は、ブレッドボードと基盤を併用することが多いです。

基盤を製作したら、ブレッドボードで電源とジャック、ボリュームを繋いで動作確認します。ケースにハンダを上げて取り付けてしまうと、動かない事も多いのに手直しが大変です。ブレッドボードの試験で動いたものは、ボリュームとかもそのままでケースに移植できます。キットの場合は配線ミスも少ないですが、今回のようにパーツを調整することもあるので、基盤がほぼ裸で見える状態で動作確認が取れるのは大きなアドバンテージですね。

回路確認だけなら、基盤に組む必要もなくて直接ブレッドボードで組んでしまうことも多いですね。そうして、試験ボードが増えるのですが。