えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

爽やか清掃員

2007年06月29日 | 雑記
 梅雨らしくうっとうしくなってまいりましたので、少し爽やかな話題を提供させていただきたいと思います。

 唐突ですが、みなさまの地域ではゴミはどのように出しているのでしょう? &ご自宅のゴミを収集してくれる作業員の顔を、ご覧になったことはありますか?

 ここ稲城市の戸建て住宅は、自宅前に個別にゴミを出せばよく、鳥や猫に開けられないようにバケツに入れたりネットをかぶせたりするのは自由です。我が家はバケツに入れて、門柱の横に出しています。(ちなみに、ゴミ袋は市指定のものを買わなければなりません。)

 作業員によって回収後のバケツの処理がいろいろで、たとえば、こちらがうっかりバケツの蓋をロックしたまま(数センチずらせば外れるのですが...)出してしまうとわざと収集してくれなかったり、空になったバケツを無造作に置いていくために風の強い日には道路に転がり出ていたり、蓋を外したままなので蓋だけどこかに行ってしまったり...と、トラブルがいろいろありました。もちろん、それに文句があったわけではありません。それがごく普通のことだろうと思っていました。
 
 ところがここ何ヶ月かは、蓋をきちんと戻してくれるだけではなく、バケツが転がり出ないように門柱の内側に入れておいてくれたり、植栽の剪定枝などゴミがたくさん出たときに全部出さずに残りを門柱の内側に置いておくと、それをも持って行ってくれたりと、とても丁寧で親切な仕事ぶりなのです ゴミの処理の仕方一つにでも、人柄が表れるものなんだなぁとずっと思っていました。

 そしてつい最近...とある昼下がり、剪定した植栽の枝をゴミ袋に詰めていると、♪ガァァァァァァ...♪という収集車の音が遠くで聞こえてきました。作業員同士の快活な会話も聞こえてきます。慌てて残りを詰め込み、口を結べなかったので紐で閉じようとしているところへ、収集車が来てしまいました。

 清掃員は2人組の若いお兄さん。1人は30代、もう1人は20代でしょうか...若い方が助手席から先に降り、笑顔で「こんにちは~」と挨拶して、きびきびとゴミを回収しています。続いてドライバーのお兄さんも威勢よく降りながら、これまた実に爽やかな笑顔で手を上げ、「ど~も~」と言ってくれます。
 私が「ちょっと待ってくださいね、今口を閉じますから...」と言うと、「そのままでいいですよ~」と快活に制し、そのまま持って行ってくれました。

 朗らかなかけ声とともに仕事をする息の合った2人の雰囲気から、彼らが仕事を楽しんでいることが伝わってきました。主体的に仕事に取り組んでいる感じが...。そして、私が好感を持っていた仕事ぶりは、きっとこの人たちによるものだったに違いないと、すぐに想像できました。
 ゴミの収集はとかく敬遠されがちな仕事に思えますが、それを実に爽やかに思いやりを持ってこなしている若者たちを、お礼とともに思わずお辞儀をして見送ってしまいました。

 梅雨の晴れ間(いや、今年は晴天の間の梅雨?)に、爽やかな余韻が漂いました まさしく梅雨の晴れ間のようなお兄さんたちの顔が見られてよかった!


 

 

 

 

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