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先日、六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで第37回企画展として開かれている「JAGDAやさしいハンカチ展 Part 2」を観てきました。東日本大震災で被災した東北の4つの小学校の児童232名が描いた絵をモチーフとして、JAGDA(社団法人日本グラフィックデザイナー協会)のデザイナーたちがハンカチをデザインし、展示、販売しているものです。収益は各小学校へ還元され、子どもたちが主体となって使い道を考えるのだそうです。
東京ミッドタウンでの展示は2月17日(日)(会期中無休 入場無料)までですが、その後、秋田・熊本・奈良・愛知などで催され、さらに全国を巡回する予定のようです。詳しくは、くだんのオフィシャルサイトをご覧ください。
児童が描いた原画
子どもたちの心情の奥にあるものはともかく、どの絵も色使いが明るく穏やかで、見ているこちらの方が癒されました。ハートをモチーフにした絵や風物を題材としたものが多いことも、印象に残りました。地球をデザインした絵もあり、被災経験を経て、子どもたちが日本の自然や地球の未来に思いを馳せていることが伝わってくるようでした。
385種類のハンカチ(45cm四方 綿100% 日本製)が展示されています。
展示会のタイトルどおり、本当に優しいイメージのハンカチばかりで、あれもいい、これもステキ...と、選ぶのに目移りしてしまいました。
(※ 尚、これらの写真は許可を取って撮影しました。)
(リンク画像でパンフレットの中身が見られます)
1枚1,200円(税込)で会場で販売されている(現金払いのみ)他、JAGDA Online Shopからの予約販売(送料別)も受けつけていますが、今申し込むと受け取れるのは3月下旬になるとのことでした。
初回の2011年の企画では、収益で7,000枚のハンカチを被災地の子どもたちにプレゼントしたそうです。
実は、この日、私は国立新美術館で開かれている書道展を観に出かけたのですが、なんとなんと、休館日でして...w(☆o◎)w&(^_^;...何とも悔しく情けない思いをしましたが、代わりにミッドタウンに立ち寄ったお蔭で、この展示会に出会うことができました。怪我の功名というところでしょうか...(#^.^#) 多少なりとも、被災地のお子さんたちの役に立てれば幸いです。