(↑ 川崎市麻生区黒川にて撮影)
2016年もいよいよ大晦日になりました。今年最後の記事は、「心に残る言葉 ~マイノート『ことばのおくりもの』より~」に続く第2弾にしました。選んだ文と文の間に、今年里山で撮った画像を挟みました(★クリックすると大きくなります)。
心に残る言葉 ~マイノート『ことばのおくりもの』より~
天人合一
中国思想に発した東洋医学、漢方の基礎理論
(町田市七国山(ななくにやま)のソバ畑)
人が幸せになるために進化するのが文化である。
しかし、行き過ぎた文化は、決して人を幸せにはしない。
中山明峰 (名古屋市立大学病院 睡眠医療センター長 2016年4月8日現在)
境界を越えてどこでも行き来するには、
自由でやわらかい、風とおしのよい心と、「教養」が必要です。
平凡社 「STANDARD BOOKS」シリーズ 「刊行方針」より
政治を行なう人々よ、なんで刑罰を用いる必要があるのだ?
徳を愛しなさい。そうすれば人々も徳を重んずるようになるだろう。
上に立つ人の徳は風のようなもの。人々の徳は草のようなもの。
風が頭をなでれば、草は腰をかがめるのだ。
ポープ訳のホーマーの言葉 『森の生活 ―ウォールデン―』 by H.D.ソローより
剣でつかんだ権力は、剣でなければ維持できない。
韓流ドラマ 「秘密の扉」より
(町田市野津田町 「薬師池公園」)
みなさまにとって、今年はどんな年だったでしょう? 苦しいことが多かったとすれば、今年が底の年になるように、楽しいことが多かったとすれば、来年も続くように、心よりお祈りいたします。
この1年も拙ブログをご高覧くださり、本当にありがとうございました。健やかに穏やかに、良いお年をお迎えください。そして、来年も引き続きよろしくお願いいたします
締めに…東京新聞朝刊一面に毎日掲載される「平和の俳句」の本日分です。
通年の季語にするべき平和かな 小林 明(81) 東京都昭島市