えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

永年勤続ご褒美海外旅行(4) ~こぼれ話(2)~

2008年08月05日 | 旅行
<こぼれ話 ~旅のなりたち~>

旅の目的&ルート

 そもそも、記念すべき旅行になぜイギリスを選んだかと申しますと...もともと高原や湖が好きな私、この家@稲城市若葉台に住み始めてガーデニングと里山散策を愛するようになり...とくれば、自然豊かな田園地帯と湖水地方、そしてガーデニング発祥の地としての美しく本格的な庭園が見られるイギリスに行くしかないではありませんか!
 一方、ニュージーランドに行きたがっていた夫は、イギリスはテロ騒動があったりして少々物騒だし、物価も高いし、ロンドンは行ったことがあるしということで、イギリス行きには反対......行き先を巡って互いに譲らず、なかなか決まりませんでした。

 それが、なぜかあるとき夫が折れてくれたのです、「好きなようにすれば!」「その代わり、計画・準備すべて任せるよ」と。往復の航空券だけ手配してくれました。ありがとう、だ~りん......
 あとで理由を訊いたところ、銀婚式のプレゼントということでした。あぁ、の代わりだったのね?! 貴金属に全く興味のない私、よりよっぽどよいわ~!

 かくして、めでたく念願の行き先を射止めた私は、夢を叶えるために、田園地帯の代表であるコッツウォルズ(Cotswolds)地方@中央部と湖水地方(the Lake District)@北部を選びました。ロンドンには1989年に訪れているし、特に再訪したいとは思わなかったので、今回はパス。現在のロンドンは産業革命以来の好景気で活気を呈しているようなので、訪れれば9年前とは違う顔を見ることができたかもしれませんが。

 ヒースローに着くのは夕方。夜までに湖水地方まで行くのはきついと考え、ヒースローから3時間ほどで行けるコッツウォルズにまずは行くことにしました。
 訪問地をピックアップ、南→北と巡るルートを考えてみると4日はほしいところ。湖水地方との往復の移動を2日とると、湖水地方で泊まれるのは3泊。残り1泊をヒースローにアクセスしやすい町で...。
 そんな要領でルートと宿泊場所を決めました。

 夫の緻密な国内旅行計画とは違い、私の旅程は主に行きたい場所だけを決めて、あとは「ドライバー頼み&交通状況次第&天気任せ!」という甚だいい加減なもの...。だってぇ、せっかく緻密にガーデン巡りの計画を立てていても、雨が降ったら変更せざるを得ないではありませぬか!? それでもって、車で移動したことがないのですから、どんなペースで動けるかもわからないのです。行き当たりばったり、おっと、なりゆきに任せるしかないですよねぇえ?!

 コッツウォルズ地方南端の始点を最初は別の町にするつもりでしたが、あるこだわりを持ってホテルを選んでいたため、うまく見つけられず...結果的にバースが選ばれたというわけです。
 着くのが夜になるため泊まるだけのつもりでバースに向かったのですが、日が長いので思いがけず町を散策することができ、ラッキーでした。


ホテル選び

 イギリスのホテルといえばB&B(Bed & Breakfast) 。トイレやシャワーが共同だったりして日本の民宿みたいなものですが、安くて朝食がついているので、当初はB&Bかゲストハウス(B&Bより部屋数が多い)に泊まるつもりでいました。
 でも、もともとイギリスのホテルはバスタブがないところが多く、ましてやB&Bやゲストハウスではそれが望めません。腰が弱い上に病気の治療で冷え症が進んだ私としては、東京より寒い場所でシャワーだけの入浴なんぞ考えられず、バスタブ付にこだわったらホテルに泊まらざるを得ず...。
 と、ホテルの少ない田舎の町を候補から外した結果、最初の宿泊地がコッツウォルズに近いバースになったというわけです。

 マナーハウス(Manor House)のホテルもイギリスならではですね。旧荘園領主の屋敷を改造したホテルで、広い庭が楽しめる場合が多いですが、何せ料金が高いのが玉に瑕です。でも、せっかくですから1泊はしてみたい!ということで、コッツウォルズ地方で1日だけマナーハウスを選びました。それについては後日...。

 因みに、ホテルとメールのやりとりをしていて気づいたことですが、予約と言えばアメリカでは "reserve"か"make a reservation"ですが、イギリスではほとんど"book"ですねぇ。
 こうした英語と米語の違いも、追々ご紹介していきましょう。



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