えつこのマンマダイアリー

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高原の夏(1) ~甘利山(1)~

2008年08月08日 | 里山・風景
 7月20日のことで恐縮ですが、山梨県は甘利山という標高1,731mの山に登りました。2回に分けてご紹介します。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)

 登ったと申しましても、頂上の手前まで車で行くことができ、駐車場から15分ほど600mの距離を歩くだけで頂上に着きます。そこからは360度パノラマを臨むことができます。3年前に訪れたときにはすっぽり霧の中だったので、今度こそ!の思いで再訪しました。さて......???

            

       
 早朝4時に家を出、7時前に駐車場に着きました。気温19度、涼しいです。
 頂上までのアクセスには2コースあります。前回同様、駐車場に近い上り口から登ることにしました。

            
 小径の脇にはいろいろな夏の野草が咲いています。あと2週間ほどでピークを迎えるはず(=ちょうど今頃ピークを迎えているはず)です。

   
 視界が開けて良い眺めです。ここはレンゲツツジの名所なので6月半ばには大勢の人で賑わいますが、今はとても静か...。
 山の天気は変わりやすいと言いますが、霧が這うように覆ったり日が射したり...刻一刻と景色が変わります。果たして頂上はどうなっているでしょうか? ちらりと不安がよぎります。

              
                                  (右)来た道を振り返って見た景色

    
                    (裏画像)斜面がシダに覆われています。

           
 山頂に着きました! 360度パノラマは......?いずこに......?はら?ほれ? あ゛ぁぁぁ、やっぱり霧の中...3年前と同じです。何も見えません。天気が良ければ、富士山も望めるのですが...。

 代わりに?これらをご参照ください:
「野山放浪」というブログの記事:【甘利山頂上からのパノラマ】
http://www.noyama.com/ynasi/amari_1.htm
「山の展望」というブログの記事:「甘利山」(レンゲツツジ開花の時期)

 後ろ髪を引かれましたが、霧が晴れても周りの景色は見えないので、下山することにしました。往きとは違うコースを採り、汁垂方面へ降ります。

           
 (左)裏画像は3年前のもの。道の両脇を笹が覆い尽くし、多少歩きにくかったですが、美しい風景でした。今年は笹をだいぶ刈ってあるようです。
 (右)笹の葉が開く前はストロー状なのですね。(See裏画像)

    

              

             

   
ヤドリギでしょうか?

     

   

           

   

      

             

    


<散策こぼれ話>
 汁垂に降りる斜面は笹と松林に覆われ、また初めて聞くセミの啼き声に包まれていました。ちょっとカエルに似たようなユニークな啼き声です。
  「日本のセミの鳴き声」というサイトで調べたところ、どうやらハルゼミのようです。ハルゼミは「wikipedia」によると「ある程度の規模があるマツ林に生息する」とあるので、おそらくそうではないかと思われます。本来は名前の通り4月~6月に啼くようですが、ここ甘利山は高地なので7月に啼いていてもおかしくはないのかも?(と、勝手な推測!)


 次回は甘利山の野草や虫をご紹介します。



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