えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

フラワーアレンジ教室2021 ~デコパージュプレートと揃いのクリスマスローズスワッグ~

2021年02月06日 | 花・ガーデン

 先月上旬以降、東京では緊急事態宣言下にあり、「不要不急」の外出を自粛するよう要請されていますが、一方で、長引く自粛生活による心身の不調を訴える人が増えているとも報じられています。追い打ちをかけるように、緊急事態宣言が延長されることにもなりました。皆が「不要不急」の解釈に戸惑ったり悩んだりしながら、ストレス解消と天秤にかけつつ日々の行動を選択していることと思います。
 今回のレッスンは、講師の作品をインスタで見た瞬間に一目惚れし、年内から予約して楽しみにしていましたが、「不要不急」ともいえるので、受けてよいものか止めるべきかかなり悩みました(^^; 公共交通機関を使っての参加であれば諦めようと思いましたが、幸いにも夫が車で送迎してくれたので、出席に踏み切りました。道中で感染するリスクもさせるリスクも少ないですものね。教室では、アクリル板と消毒と換気で、感染防止対策されていました。

 レッスン内容は、これからが旬のクリスマスローズとムスカリを使ったアーティフィシャルのクレセントスワッグと、それに調和したデコパージュのプレートを作るというものです。一緒にも飾れるし、別々にも使えるという"美味しい"企画です。

 折しも、ちょうどレッスン当日の朝、NHKの「あさイチ」のグリーンスタイルの時間に、クリスマスローズが特集されていました。萼(ガク)が長期間残るので長く楽しめる花として紹介され、園芸研究家の村上敏氏が「萼が落ちない→学が落ちない→受験生を応援する花」なんて言っていましたよ。
 というのは、花びらに見えているのは実は萼で、雄しべの周りにある小さいものが花だからです。「本来、『クリスマスローズ(christmas rose)』はヘレボルス・ニゲルの英名ですが、日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。12月に開花し始める早咲きのものもありますが、多くはクリスマスには咲かず、1月になってから開花します。」(「みんなの趣味の園芸」より) 「ニゲル」として親しまれている早咲き品種の原種だけがクリスマスローズであるのに、日本では全部を総称してクリスマスローズと呼ぶようになってしまったのですね。

 前置きが長くなりました。では、スワッグとプレートの作り方を紹介しましょう。それぞれの細かいノウハウは紹介できないので、概略のみに留めることをご了解くださいm(__)m
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。)

 



<クレセントスワッグ>

 

【花材】計6本
クリスマスローズ(ピンク&グリーン・ホワイト&グリーン)各1本
ナチュールムスカリ(ブルー)1束
フロックシダーピック(グリーン)2本
フロックグラスバンドル(グリーン)1本 
【資材】
リボン(オフホワイト)60cm
裸ワイヤー(24番) 適宜
地巻きワイヤー(28番) 適宜
フローラルテープ 適宜

 
 

【作り方】
1.花・葉物を茎ごとに切り分ける。左右両端に持ってくるクリスマスローズは、茎を長いまま残す。
2.残りのクリスマスローズ4本を裸ワイヤーでワイヤリング&フローラルテープでテーピングする。葉物は地巻きワイヤーでワイヤリングする。
3.茎を長く残したクリスマスローズを、花が両端になるように茎同士を合わせ、全体の長さを決めてから地巻ワイヤーで固定する。
4.最後に入れる中央の花のスペースを確保しながら、それぞれの端から、残りの花と葉物を3の土台にテーピングで留めていく。最後に中央の花を留める。
5.全体の形をクレセント形にし、花や葉の位置や形を整える。
6.リボンをつけてできあがり!
 (プレートに合わせ、渡り幅は30cmほどにしました。)

 

<デコパージュプレート> 

 

【資材】紙ナフキン・平筆各種・専用糊・ニス・スポンジ・ウェットティッシュ
【作り方】
1.紙ナフキンの使いたい場所を選んで切り取り、表面の紙だけを剥がす。
2.使う部分を手でちぎって切り取る or 水で濡らした筆で繊維を柔らかくしながらちぎり出す(画像はそれを終えたところ)。

 
 

3.専用糊をプレートに平筆で薄めに塗り、紙を少しずつプレートに貼りつける。スポンジやウェットティッシュで押えてシワを伸ばす。
4.紙の上から糊を薄く塗り、コーティングする。
5.乾かしてから、プレート全体にニスを平筆で塗ってできあがり!

※このプレートは金属に似せたグレーのプラスティック製で、講師が予め白くペイントしてくれていました。直径は、長径が31cm、短径が29cmです。

 
 

別々に単体で使ったり……

 
 

一緒に飾ったり(100均のイーゼルに置いています)……
と、いろいろ楽しめます。
講師2人のコラボによる素晴らしいアイディアですね(*^_^*)

焦って作業したので、スワッグは決して満足いく出来ではありません(左側が詰まり過ぎ)が、楽しかったのでよしとしましょう(^^)v

 
 

 

        
[左] フラワーアレンジ講師の作品      [右] 一緒に受講した生徒さんの作品

 

 先生方、緊急事態宣言が出されたときは、教室開催の判断に迷われた由…でも、いろいろ配慮しながら開いてくださり、本当にありがとうございましたm(__)m お蔭さまで、免疫力が上がった気がします(^^)v 1日も早く、気兼ねなくレッスンができるときがくるといいですね。それから、だ~りん、送迎ありがとう!

 

  フラワーアレンジ講師の小林あずさ氏への連絡は、インスタグラム or potpourri.azu@gmail.com から、デコパージュ講師のmiyo氏への連絡は、ブログ or インスタグラムからどうぞ。
 miyo氏の最新作品のフレームにも一目惚れ! こんなの作りた~い(#^.^#) 

  同講師たちによるコラボレッスンについては、こちらの過去記事で見られます:
  「フラワーアレンジ教室 ~デコパージュキャンドルとドライリース~」 
  「秋のフラワーアレンジ2019 ~ボックススタイル~」 
  「ハロウィン2019」
  「早春のフラワーアレンジ2020 ~生花・アーティフィシャル・プリザーブド~」

 

  出かけながらワクワク、レッスン中もワクワク、帰途も帰宅後も余韻でワクワク、飾ったり撮ったりでワクワク…。自粛中のメンタルヘルスを保つ意味でも、ワクワク感は大切ですよね。趣味のための外出を「不要不急」と言われたくないなと、つくづく思いました(^^ゞ

 


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