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私が精神的に追い詰められている状態を、隠しおおせない人物が一人いた。それはヨガ教室のS先生だった。9月のある日、いつものレッスンの後、S先生はどういうわけか唐突にある本を紹介してくれたのだ。 . . . 本文を読む
台風9号が爆走?していきましたね。皆様のところでは被害はありませんでしたか?
足止め?をくらったので、家でおとなしくお茶を飲んだりして過ごしました。昨秋旅行先のシンガポールで求めたティーバッグ 「八宝檸檬茶」/“BA BAO LEMON CHA”をご紹介します。 . . . 本文を読む
11.
「がん」の2文字の重みも、ときには負担になった。生活の質を落とすもっと辛い難病がたくさんあるのに、なぜか“がん→生命の危機”と、とかく短絡し、「がん」の2文字に脅かされてしまうのはどうしてなのだろう。 . . . 本文を読む
町田市にある「西山美術館」を訪れました。ダスキンでお馴染みの株式会社ナックの社長、西山由之氏が集めた、ロダンユトリロ作品専門の美術館で、4,000坪の庭園とマイセンの器で飲むコーヒーが売りでもあります。毎週日曜日の午後に館長の西山氏によるギャラリートークが開かれ、所蔵品の解説以外にもロダンやユトリロの人物像や逸話を聞くことができます。2回に分けてご紹介します。 . . . 本文を読む
10.
さらに、私を精神的に追い詰めたことには、“痛みの相対化”が一役買っていた。一般的に、人は痛みに耐え、それを乗り越えようとするとき、無意識のうちに痛みを相対化するものだと思う。「自分よりもっと辛い思いをしている人は大勢いる…自分の状況など軽い方だ…」そう思うことで、痛みを痛みと思わないようにしがちだ。 . . . 本文を読む
ある1日を境に、風が秋の香りに、アブラゼミの声が秋の虫の声に切り替わりましたね。四季の移り変わりを肌で感じられる瞬間、日本はいいなぁとつくづく思います。近所の「よこやまの道」を散歩中に切り取ってきた♪小さい秋♪の写真です。 . . . 本文を読む
9.
私をあの“不安と混沌の悪循環”に陥れたのは、確かにエストロゲンを抑える注射が犯人だったが、それだけではなかった。情けないことに、私自身が自ら陥っていた面もあったのだ。あの悪循環の中で物事を前向きに考えにくくなった私は、がんになった原因追求の迷路に自らはまってしまう…。 . . . 本文を読む
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こうして、放射線療法、ホルモン療法ともに、治療を受けながら共通の大きな疑問に私は突き当たったのだ。「どうしてM先生もY先生も、副作用の説明が不充分だったのだろうか?」 その理由を考えてみた。 . . . 本文を読む