ZZR1400に乗る原坊の日記。

カワサキZZR1400、2010年式のことをダラダラ書いています。アクセル全開はしま(できま)せん。ビビリミッター作動!

安全装備

2012-01-30 18:19:47 | アイテム
その昔、運転免許を取った時に買った車は初代レガシィツーリングワゴン。BF5型というやつでした。
5速マニュアル、NAのDOHCエンジンで、ボロロロというボクサーサウンドが心地いい車でした。

私が初めにやったのは、ブレーキの練習。
当時、ABSなんて高級なものでしたし、今よりだいぶ制御が不足しているもの、作動痕跡を見るとタイヤのスリップ痕が

  ===   ===  ===

こんな↑感じでABSが効いていることを示していたものです。

で、私のBF5レガシィにはABSがありませんでした。だから、目指せ人間ABSです。

当時、埼玉県に交際相手が住んでいたので、その帰り道、東北道の側道が練習場になっていました。
私がその道路を通るころは、たいてい深夜0時を過ぎていますが、前にも後ろにも車がまったくいませんでした。

で、最初は20キロくらいからフルブレーキング。まずロックするときの感触を右足に覚えさせました。
覚えたら今度はそのロックを感じないぎりぎりのところへ持っていきます。それから今度は速度を上げて練習。
で、高速道路で走っていてもフルブレーキングでロックせず、タイヤが「ヒャーッ」と音を上げる、グリップのギリギリのところでの制動ができるようになりました。

ある週末、両親を乗せて群馬辺りへ温泉に行った帰り道、東関東自動車道を東京方面から千葉方面に向かう帰路、千鳥町のランプで国道357におりました。
深夜で、速度の危険性が身にしみていない若者の私、高速道路の勢いでそのまま走ります。
助手席には母がシートベルトをしていますが、軽く倒して睡眠、後ろには座面に真横に寝転がってベルトをしないで(できないか。)寝ている父。
当時は後部座席はベルト義務ではなかったですからね。

高架道路が続き、最初の交差点は栄町交差点です。下り坂を下がり切り、側道からの合流があると同時に若干の上り坂、そして下って停止線。

私は先が詰まっているとは予測せず、上り坂のところまで来ましたが、ふと

 「あれ、いつもこの先の信号は赤で引っかかったよな」

と思い出し、アクセルペダルを踏む右足の力を弱めます。その直後、上りの頂上辺りに差し掛かり、目の前にはブレーキランプの列が!!

体は無意識に反応してフルブレーキです。私は2車線道路の右側を走行中、信号停止の車列は、左側が一台分少ない状態であるのが目に入り、止まり切れないのであれば左に寄ろうとミラーを確認する余裕がありましたが、制動の感触から追突せずに止まり切れると判断できました。

で、停止した時前車との距離は約1メートル。
後部座席の父は足元のスペースに転げ落ち、「原坊、どうした?」と事故を覚悟した様子。
私は「あぁ、ごめん。ちょっと出しすぎた。」と結構冷静でした。

練習していてよかった、ブレーキ。早く走ることよりも、止まれることが重要です。

今?今は車はエスティマハイブリッドに乗っていて、超機械任せな運転です。
追従式のレーダークルーズコントロール、4輪ABS・・・便利な時代です。



バイクの運転が下手と自覚している私、バイクでロックしてこけたことが何回もあります(何回って、3回ですが)
以前の記事の通り、ABS付を買いましたが、何度も助けられております。

記事が長すぎるので、助けられた経緯はまた次のブログで。