これは80年代のとある高校での話。
ある化学担当のキレやすい教師がいた。
体型がメタボやから、
猪八戒とあだ名されていた。
この猪八戒が、
キレて、
てつという生徒を叩きまくった😳
叩かれたてつは
鼓膜が破れてしまった。
当時は、
今のように、
教師の暴力は当たり前やったという🙀
が、
てつへの暴力は、
全生徒の怒りを買った。
やって、
てつは、
授業中に、
あくびしただけなんやから。
それを、
「あくびするのは日頃から鉄分取ってないからや!」と怒鳴って、
叩きに叩いた😵
全生徒は、
てつの一件から、
過去の暴力、
そして、
猪八戒落とし入れの為の、
ありもしなかった暴力(世間はこれをハッタリと呼ぶ)まで並べ立て、
校長からPTAにまで訴えた!
全生徒は、
猪八戒は、
懲戒免職喰らうと信じ込んで、
大喜びしていた。
が、
猪八戒も賢かった。
実家の製鉄所の売上金の学校献金を欠かしたことのなかった猪八戒は、
教壇に帰ってきた。
生徒たちが絶望している中、
猪八戒は、
鉄棒の一片を取り出して、
ひと踏みして、
前席の生徒に、
不燃物として捨ててこいと命じた。
そして、
生徒たちを見回した猪八戒は、
「今やったことの意味がわかるか❓」と言った。
生徒たちは、
ガックリと、
「同じてつ(轍)は二度踏まない」と言った。