クマさんという、
定年間近の腕のいい塗装職人がいた。
そして、
クマさんの塗装会社は、
業界では、
凄まじく信頼されていたが、
職人気質をモットーとした、
会社の運営方針は、
ブラック系にあたるもんやった。
ここに、
いろいろな大手塗装会社が、
サジを投げた仕事があった。
史料館の内装やった。
この史料館には、
幽霊が出るとかで、
いろいろな怖いことがあって、
仕事が進まずに断念するというケースやった。
そこで、
この史料館の仕事が、
普通の三倍の報酬を約束されたカタチで、
クマさんの会社に依頼された。
が、
噂を知っていた職人たちは嫌がった。
クマさんは、
職人たちのところに来て、
「塗装職人はな、ハケを手に持って生き、ハケを手に持って死ぬんや。お前らの腕は、朽ちかけた物に色を与え命を与える。幽霊とか出てきたら、色を塗り付けてやれ!」と言った。
職人たちは、
この塗装業界の巨人の言葉に心酔した🤨
が、
史料館に入ると、
得体の知れないモノが漂い、
職人たちは、
心臓バクバクやった😧😧😧
恐る恐る仕事していたとき、
職人のかしらが、
ハケを使っていた職人の後ろに来て、
「のろい」と呟いた。
みんな驚いていたら、
「仕事がのろい。もっとハヨせえ」言うて、
かしらは持ち場に戻った。
次に、
ある若い職人が、
いきなり笑い出した。
再び、
みんなが驚いていると、
この職人は、
黙ってYouTube見てたと謝った。
けど、
みんなやる気が失せて、
クマさんに、
この仕事は辞めたいと言い出した。
クマさんは職人たちを見て、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫んだ!
職人たちはハケをかざして、
「職人やあ〜‼️」と叫んだ!
再びクマさんが、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫ぶと、
職人たちはハケをかざして、
「職人やあ〜‼️」と叫び返した!
クマさんはもう一度、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫んだ!
職人たちはハケをかざして、
「職人やあ〜‼️」と叫んで、
史料館に戻った。
けど、
しばらくして、
場のうすきみ悪さに職人たちの心はビクついた。
ある職人が般若心経を唱えたので、
みんながキレた😠😠😠
そこに、
いきなり電気が消えた😱
職人のかしらが、
「ナンデ電気が切れたんや!!」と叫ぶと、
若い職人が、
「僕が切りました。電気代、節約しようと思って」と言った。
職人たちの心は、
疑心暗鬼となり、
再び、
この仕事を辞めたいと訴えた!
クマさんは、
職人たちを呼びつけて、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫んだ!
職人たちはハケをかざして、
「職人やあ〜‼️」と叫んだ!
クマさんは再び、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫ぶと、
職人たちはハケをかざして、
「職人やあ〜‼️」と叫び返した!
クマさんはもう一度、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫んだ!
職人たちは、
「職人やあ〜‼️」と叫んで、
史料館に戻った。
そして、
職人気質の炎に燃えながら仕事していたが、
ひとりでにドアが閉まったことから、
パニくり出した🙀
そして、
室内が大きく揺れ出した!
職人たちは、
「幽霊やあ!!」と叫んで逃げた。
けど、
揺れたのは、
心霊現象やなかった。
地震やった。
けど、
職人たちのほとんどが、
恐怖のあまり、
心臓急停止やった😱😱😱‼️
そこにクマさんが来て、
「お前ら誰やあ〜‼️」と叫んだ!
職人たちは、
「知るかあ〜‼️」と叫んで家に帰った。
仕方なく、
この仕事は、
クマさん一人の手で、
完成される運びとなった。
そして、
怖いことは、
何も起こらなかった。
クマさんは職人たちを呼びつけ、
「今回の例の件やけど心霊というより失礼にあたる」とインネンをつけた😡‼️