ケイシロウとトークアバウト

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馬場亜子とマスラオの盃物語

2021-10-18 21:47:00 | 日記




ひとりの極道が、
留置所から仮釈放になった。
名を虎太郎という。

虎太郎は、
誠組の闇の仕事に精を出し、
組の為に、
何度も留置所を出入りした。
そんな虎太郎は、
新しい組長夫妻の馬場亜子とマスラオをスルーして、
誠組の前組長の息子、
誠佐七こと任侠佐七のもとに来た。

任侠佐七は、
虎太郎に背を向けたまま、
手酌酒していた。
虎太郎は悔しそうに、
「佐七どん!ナンデ、馬場らの言いなりなんか?教えてやってつかあさい!」と強く言った。
任侠佐七は、
「虎どん。馬場らは、中央の親分さんから、組長の資格無しと言い渡されとんじゃ。そしたら二人して、腹に線香花火巻いて、組長に認めんなら自爆すると脅しよったんじゃ」と静かに語った。
虎太郎は驚いて、
「そこまでの馬鹿とは知らなんだ😳‼️ならばなぜ成敗されんのか⁉️」と言うと、
任侠佐七は軽く笑って、
「虎どん。わしの腕に白痴モンを切れと言いなさるか⁉️」と言った。
虎太郎は青ざめて、
「失礼いたしました‼️」と頭を下げた。
任侠佐七は続けて言った。
「虎どん。今は馬場どんらの組じゃ!馬場に仕えろよ」と言い、
寝そべった。
虎太郎は一礼しながら、
「わしにとってのただ一人の親分は、佐七どんです」言うて、
立ち去った。

一方、
誠組の事務所には、
馬場夫妻と、
ファンファファターレ・ベルトリーチェことイタ公の伊太郎が、
盃を用意して、
虎太郎を待っていた。
マスラオがイライラと、
「虎太郎はナニしよんじゃ⁉️留置所からとっくに出たはずやないか⁉️」と言うと、
馬場亜子が、
「ひょっとしたら、また、留置所に入ったんじゃないか⁉️」と言ってるところに、
数人の若手とともに、
虎太郎が入ってきた。

早速、
馬場夫妻と虎太郎が盃を交わそうとしたとき、
いきなり虎太郎は、
盃を割った。
マスラオはガチギレして、
「ナニしよんじゃ!ワレ‼️」と叫んだ!
馬場亜子も、虎太郎を睨み、
「こら貴様!この盃は2000円しとんじゃ‼️」と怒鳴った!
マスラオは馬場亜子に、
「貴様!こら。面子の問題じゃ❗️値段は関係ないんじゃ!ババア❗️」と罵ると、
馬場亜子は、
「ババアじゃねぇ❗️馬場亜子じゃ❗️ナンデいつも最後の子を省いて言うんじゃ❗️」と怒鳴って、
小刀出してマスラオの腕を刺した!
マスラオは悲鳴をあげて、
「貴様!こら。誰の腕に刃物あてとんじゃ❗️」と怒鳴った!

虎太郎は、
この二人のやり取りに一瞬怯んだが、
すぐに、
「馬場方!前の組長を陥れなさって、親分と堂々と言いなさるのか⁉️」と食ってかかった!
マスラオはニヤリと笑い、
「わしはな、マフィアの五大ファミリーに推薦されとんじゃ」と言った。
虎太郎は、
「五大ファミリーですか?じゃあお尋ねしやすが、五大ファミリーって、どこの五大ファミリーから推薦されとんですか⁉️」と問うと、
マスラオはキレて、
「どこの五大ファミリーって貴様、五大ファミリーは五大ファミリーじゃ❗️」と声を荒げた!
虎太郎も負けずに、
「馬場どん!五大ファミリーっていうのは五つの組の総称じゃござんせんか⁉️」と言い返すと、
馬場亜子が横から、
「五大ファミリーという名の組から推薦されとんじゃ‼️」と言い放った!
そこに伊太郎が、
「アッチの叔父はワイン癌に関係した出どすさかい」と言って来た。
虎太郎は思案した。
「ワイン癌🤔❓ワイン癌🤔🤔❓❓ワイン癌🤔🤔🤔❓❓❓」、
そして顔を青ざめさせて、
「ガンビーノファミリー😱‼️」と叫んだ。
(ビーノはイタリア語でワインの意味やから、それが癌になってガンビーノということらしいけど、ちびっとあほらしいぜ。ガンビーノファミリーはマフィアの五大ファミリーのひとつ)

唇を震わせる虎太郎に、
伊太郎は、
「馬場親分。虎さんは日本酒🍶が嫌いやさかい、盃を割りはったんと違いますやろか⁉️ほなら、ウイスキー🥃注いで来ますさかい」言うて立ち去った。
虎太郎は慌てて、
「洋酒はわし合わんさかい‼️」と言ったが、
馬場亜子が、
「こら貴様!盃割ったのなら、責任もってグラスで酒をあおれ❗️」と凄んだ!

こうして、
虎太郎を交えての、
ウイスキー酒宴となった。
虎太郎は恐る恐るウイスキー🥃を飲み、
すぐに深酔いして、
「ふふふふふ」と笑った。
そして立ち上がって、
「馬場親分!わしのれんこん見せやすね!」言うて、
ズボンとパンツをおろした❗️
マスラオが絶叫😱しているところに、
馬場亜子が、
「虎太郎!今からわしの布団に入れ❗️」と言ったので、
マスラオがガチギレして、
「貴様!こら。亭主の前で誘惑すんじゃねぇわ、ババア❗️」と叫ぶと、
馬場亜子は、
「ババアじゃねぇ❗️馬場亜子じゃ❗️」と叫び返して、
小刀出して、
マスラオの腕を刺した!
悲鳴をあげるマスラオをよそに、
虎太郎はウイスキー🥃を、
飲みまくり、
ひとり、
「ふふふふふ」と笑った。