港通子(ミナトツウコ)は、
女性精神科医として、
なかなかの洞察力を持っていた。
けど、
いつもツンツンして、
患者の話しを聞かずに、
薬物投与で済ますので、
患者さんたちから、
港ツンコとあだ名された。
この日、
港ツンコが、
診察室にいると、
一人の若い男性が入ってきて、
「先生。被害妄想が取れません」と悲しく訴えたので、
港ツンコは、
「大丈夫🙆♀️お薬をしっかり飲んでね」と言った。
が、
男性は、
「でもあの薬は強すぎて眠くなります」と反論するので、
港ツンコは、
「あれはちゃんとあなたの体質に合わせて処方されています。飲んでください!」と厳しく言った。
男性は、
「嫌です!飲みません!!」と言い返したので、
港ツンコは、
男性に顔を近付けて、
「飲めっちゅうねん!」と低く呟いた。
男性は怯え切って😨
「はい」と答えて、
逃げるように退室した。
港ツンコは満足やった。
結局、
医者は強いんや!と得意気になった。
そこに、
破天荒な性格な上に、
カボチャ顔🎃にカボチャ体型していたコウコ(2021年12月22日記事『2016年当時の冬至にて』参照)が来た。
そして港ツンコに大声で、
「よお❗️元気か⁉️欲求不満❗️」と言った。
港ツンコは笑顔で挨拶したが、
心に、
「アンだと😡この腐れトドの丸焼きが😡冥土に送るぞ🤬」とキレた。
そんな港ツンコの心も知らずにコウコは、
「先生。心配ごとがあって夜も寝れないわ」と顔を曇らせて語るので、
港ツンコは、
「どんな心配ごとなの?」と問いかけた。
コウコはため息😮💨ついて、
「それはね、あたしがどんな心配ごとも無いっていう心配ごとなの😞」と語ったので、
港ツンコは心に、
「アメんじゃねぇよ😡このイベリコポークが🤬」とキレた。
すると急にコウコが、
「そういえば先生。先週夢の中で貸した一万円そろそろ返してちょうだい!」と言ってきたので、
港ツンコは、
「嫌ねぇ!それはあなたの夢の中のことでしょう⁉️」と叱った!
が、
コウコは納得せず、
「借用書もあるのよ!あんた!!」と興奮するので、
港ツンコもキレて😡
「どこに借用書があんのよ⁉️」と言い返した。
コウコは勝ち誇ったように、
「あたしの夢の中にきちんとあんのよ!」と言うので、
港ツンコは、
「知るか❗️❗️」と怒鳴った!
するとコウコが蹴りを入れたので、
港ツンコは、
コウコを壁に叩きつけた!
コウコの悲鳴で数人の看護師たちが飛んで来た!
港ツンコはコウコを指して、
「この豚まんを隔離室に閉じ込めて!」と大声で言った。
コウコは港ツンコに、
「剥製にするぞ!このオトコ好きが!!」と叫んだ!
港ツンコはコウコに「ダマレ❗️」と怒鳴った!
すると、
看護師たちは、
港ツンコに、
「港さん。あなたは今ではお医者さまではなくて患者さんですよ!数年前から長期入院されてるんです」と言った。
港ツンコは驚いて😨「はあ⁉️」と言ったので、
看護師たちは、
「お昼休みに病棟を抜け出して診察室に来たの、これで四度目ですよ!もう、ここは、お昼は閉めないと------」と言う声に混じり、
コウコも港ツンコを睨み、
「ついでにこいつの首も絞めろ❗️」と怒鳴った!
看護師たちは港ツンコを押さえながら病棟へと連れ戻そうとした。
港ツンコはコウコに、
「このカバ娘🦛❗️覚えてろよ❗️」と叫ぶと、
コウコも、
「じゃかあしい❗️このタマ狂いが❗️❗️」と叫び返した!
港ツンコが連れて行かれる様子を面白く見ていたコウコは、
「くたばりやがれ!」と気持ちよさそうに罵った。
が、
看護師たちはコウコに、
「お姉さまから、常軌を逸したら入院させろとのことですので、あなたも病棟に来てもらいます」と言い、
コウコを取り押さえて、
病棟に連れて行こうとした。
コウコは抵抗して、
「放せ❗️枕エイリアンどもが❗️」と叫んだが、
多勢に無勢、
病棟への道を歩むこととなった。
このすぐ後で、
コウコの姉のヒロコが、
嬉しそうに😃
コウコの入院手続きをしたのは、
言うまでもない!!
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