ケイシロウとトークアバウト

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禁断の勘違い

2024-12-26 22:13:00 | 日記




その日、
桃尻オヤジは普通の金曜日の夜を迎えていた。
茶を飲みながらテレビを見ていた桃尻オヤジは、
インターホンが荒々しく鳴らされるので、
先程口論した馬爺が来たものと思って、
荒々しくドアを開けた!

するとそこに立っていたのは、
網シャツ網タイツに鞭を手にした美女やった。
そして、
「女王様の御成り(おなり)にあらせましょうが❗️」と叫んで、
桃尻オヤジを鞭打ちした!
桃尻オヤジが絶叫すると😱
女王様は、
「無礼者❗️無礼者❗️無礼者❗️無礼者❗️無礼者❗️」と連呼しながら、
桃尻オヤジに鞭を乱打した❗️❗️

そこに慌てて、
一つ上の階の左部屋のガンガン丸が駆けつけて、
女王様に、
「こら❗️部屋を間違えるな❗️」と怒鳴った!
女王様は顔面蒼白になって、
「ごめんなさい🙇‍♀️金曜感謝サービスが立て込んでたものだから」と詫びた。
部屋の真ん中で倒れて呻いている桃尻オヤジを見ながらガンガン丸は、
「この男は自治会の元副会長だから後がややこしい。闇バイトのせいにしよう」と言って、
女王様連れて外に出ようとした。
すると桃尻オヤジが大声で、
「待ちなさい❗️❗️」と怒鳴った❗️
女王様とガンガン丸は顔面蒼白のうちに、
桃尻オヤジの部屋に戻ってきた。
桃尻オヤジは女王様に、
「お前に言いたいことがある❗️」と怒鳴った!
女王様は土下座して詫びたが桃尻オヤジはスルーして、
「私がお前に言いたいことは------もっと私を叩きなさい❗️」と叫んで、
背を向けて目を閉じた。
女王様は「喜んで❗️」と叫び、
桃尻オヤジの背に鞭を乱打した!
桃尻オヤジはカーペットに爪を立てて喘ぎながら、
「もっと❗️もっと❗️」と叫んだ!
ガンガン丸は、
「ズルいぞ❗️もともと俺が頼んだ出張サービスやからな🤬⁉️」とガチギレした❗️


悲しい気分でメリークリスマス

2024-12-25 22:29:00 | 日記




オノウコ一家の今年のクリスマスも無理矢理に過ごすことになった。
近所の親切なおばさんが来て、
「今からわが家で食べる特別注文のおケーキなのよ」と言って、
美味しそうなブルーベリークリームケーキの写真を、
オノウコとパパウコとママウコにそれぞれ渡した。 
オノウコはうれしそうに、
「ありがとうおばちゃん😊心の中でたくさん食べるね」と喜んだ。
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いた。
おばさんは満足そうに帰っていった。

パパウコが、
「今夜はクリスマスの特別メニューや」と言って、
以下のものを持ってきた。
⬇️


パパウコは3つの小皿にマイフレンドを入れて、
「メリークリスマス!」と言った。
オノウコはうれしそうに食べたが、
ママウコとパパウコは辛そうに食った。

次にパパウコは、
「クリスマスだからデザートや」と言って、
以下のものを持ってきた。
⬇️



パパウコは、
オノウコとママウコに甘露飴を一個ずつ配り、
自分を一個取って、
「メリークリスマス!」と言った。

さすがにママウコがキレて😠
「毎年のことかもしれんが、ミジメ過ぎるやないか❗️」と叫んだ!
オノウコも、
「どうしてもケーキが食べたいわ」と言った。

パパウコはしばらく考え込み、
外から拾ってきた古新聞を開いて、
「お前たち。闇バイトの刑期が40年だなんて。こんなに刑期が長いのならケーキはあきらめよう」と言った。

オノウコは、
「そしたらピザ🍕と鶏は喰いたいわ」と言った。

パパウコはしばらく考え込み、
さっきの古新聞をめくり、
「へぇ!外国のビザは高くて取りにくいんだ。なら、ピザとチキンはあきらめよう」と言った。
ママウコは皮肉を込めて、
「毎年のクリスマスでごまかししとるから、そろそろネタ切れでこじつけになっとるやないか」と言った。

オノウコは構わずに、
「クリスマスはツリーよ!」と言い張った。

パパウコはしばらく考え込み、
部屋を出て、
以下のものを持ってきた。
⬇️



パパウコは力強く、
「クリスマスだからたくさん釣れると思う!」と言った。
オノウコもうれしそうに、
「クリスマス釣りだわ!」と喜んだ。
そして3人は着替えをして、
近くの川に釣りに行くことにした。
その際ママウコはパパウコに、
「魚一匹釣れんかったらお前首吊れよ」と言った。
パパウコは愕然と、
「クリスマス釣りがクリスマス吊りになるかもしれん😳」と言った。






クリスマスの空に涙が滲んだ😢

2024-12-25 00:05:00 | 日記




天のいと高きところには神に栄光!
地には善意の人に平和がありますように!
(画像はバチカンのサン・ピエトロ寺院のクリスマスツリー。時代錯誤だと言われているという)

宗教色もここまで!

今回は、
メタボ巨漢のごつもり君の子供時代のクリスマスの思い出🎄

ごつもり君が12歳のとき、
四つ上の姉、
ソショクちゃんがいた。
ソショクちゃんは料理が得意で、
しかも美味しく仕上げるので、
多くの人の喜びを買った。

クリスマスになった。
ソショクちゃんは、
お昼からクリスマスケーキ🎂を作り、
夕方に完成した。
まだSNSが無かった頃なので、
ソショクちゃんはクリスマスケーキを可愛い手作りの箱に入れてそのままにして、
友達の家にクリスマスパーティーの誘いに行った。

そんなソショクちゃんがいない台所にごつもり君が入ってきて、
ソショクちゃんが箱に入れたクリスマスケーキ🎂を取り出し、
人差し指付けて舐めた。
そしてしばらくケーキを見つめていたが、
手掴みでケーキを食いまくり完食した。
そして、
自分のやったことに戦慄したごつもり君は、
近くにあった鏡もちをケーキの代わりに箱に入れて、
そのまま知らないふりして自分の部屋に帰った。

夜になり、
ソショクちゃんが数人のお友達を呼んで、
あの可愛い手作り箱を持って来た。
そして、
「メリークリスマス!」と言って箱を開けた。
当然、
そこにはクリスマスケーキの代わりに鏡もちが入っていた。
ソショクちゃんは絶叫した😱❗️

その頃、
ごつもり君が自室で『少年ジャンプ』を読んでいると、
いきなり部屋のドアが開き、
ソショクちゃんが入ってきて、
手に持った鏡もちをごつもり君の顔面に投げつけた❗️

しばらくして、
ごつもり君は外に出て、
腫れ上がった顔で夜空を見つめ、
「ああ!もしぼくがあのケーキを食べなければ今頃はねえさまも楽しいクリスマスになってたのに、すごく怒って、正月にはぼくにケーキを入れた雑煮を食わせると言っている。ぼくの行いがすべてを狂わせた。ああ!神さま!今度ぼくが生まれ変わった時は、人さまからものを盗る人間じゃなく人さまに与える人間にしてください」と呟き、
地に膝を着けて、
目を閉じて、
涙を流した😢


小田斬り嬢

2024-12-24 00:00:00 | 日記




1990年代初頭のこと。

とある地方都市に小田家という資産家があった。
そこにはわがままなひとり息子であるコウジという高校生が二股かけていた。
二股されているひとりの女子高生サキはこの事実に気付き、
コウジを捕まえて、
「付き合ってたのはあずみよりもあたしが先でしょう😡」とキレた!
が、
コウジは逆ギレして、
もう1人の女のあずみとともに、
サキを馬鹿にしていじめまくった。
精神的に不安定になったサキは、
学校でコウジを刃物で刺して、
コウジは帰らぬ人🙏となった。
この事件から、
サキは小田斬り嬢と呼ばれ恐れられた。
サキは、
裁判の結果心神喪失でフツーの刑務所の10倍恐ろしい医療刑務所へと送致された。
こうして、
人を差別して裏切りまくった小田コウジは蓮🪷の咲いているところに旅立ち、
小田斬り嬢ことサキの行方は、
医療刑務所に入れられた時点でわからなくなった。

小田家ではコウジの父テッペイが、
息子の死を悲しみ、
コウジが大好きだった、
小田家経営のファミレス店内の真ん中に、
コウジの墓を建てた。
そのため、
このファミレスに入る時はみんな、
コウジの墓参りをして席に着き、
注文するんやった。

時は20年後となる。

相変わらずコウジの墓があるファミレスに、
コウジの高校時代の同級生達が、
同窓会をした。
同級生達はコウジの墓に、
「久しぶりだな!」と言い、
ある者は、
「お前も飲め!」と言って、
日本酒の入ったグラスを墓前に置くんやった。

そこに尼さんが花輪を持って入ってきて、
コウジの墓前に添えた。
コウジの同級生達は震え声で、
「お、お、小田斬り嬢」と呟いた。
すぐに厨房から白装束のテッペイが包丁持って現れ、
「サキよ!息子のかたきをとらせていただきます」と言った。
サキは無言で目を閉じた。
テッペイは包丁を構え、
「息子のかたき❗️」と叫ぶと同時に、
「おやめなさい❗️❗️」という女性の怒号が響き渡った。
怒号の主は医科大生の港ツンコやった。
港ツンコは、
コウジのもう1人の女のあずみの姪でもあった。
港ツンコはテッペイに、
「仇討ちにあっては、子が親のかたきを討つのは合法。なれど、親が子のかたきを討つことは天下のご法度!ご主人、刃物を仕舞いなさい!」と強く言った。
テッペイは大人しく包丁を後ろに放り投げた。
背後で悲鳴が上がった。
同級生達はヒソヒソと、
「おい。仇討ちってそもそも違法じゃねえか?」と言い、
「明治6年に廃止になったとウィキペにあるぜ」と囁き合った。

テッペイがコウジの墓前で泣き崩れると、
墓から水のようなものが流れてきた。
すぐにそれが酒であることが臭いでわかった。
港ツンコは、
「コウジさんが手打ち盃を望んでるんだわ」と言うと、
テッペイが泣きながら😭
「皆さん!お手を拝借!」と言って、
みんなで両手打ちをした。
そして、
テッペイとサキは和解した。

テッペイは妻に先立たれていた。
一方、
サキは尼寺にいたが、
そこから出たばかりやった。
テッペイとサキはお互いの人生のやり直しの為、
みんなの前で2人の結婚を誓った!
全員、
怪訝そうな顔に無理矢理笑顔を浮かべ、
テッペイとサキの結婚を祝福した。

現在、
ファミレスは取り壊され、
コウジの墓だけが立派に残されて、
テッペイとサキは墓参りを欠かさないという。

そして、
港ツンコによる真相がこのブログにだけ告げられる。
あのコウジの墓から出てきた酒やけど、
真相は、
テッペイが後ろに放り投げた包丁を避けようとした店員が、
日本酒の一升瓶を割ってしまい、
その中身が出たものやった。
この店員は、
日本酒の弁償をしたくないばかりに、
この事実を秘密にしていた。

ここに、
小田斬り嬢ことサキと、
小田家の奇妙なできごとの一部始終を書き終えて、
俺は風呂に入る。



白雪悲鳴(しらゆきひめい)😱

2024-12-23 00:50:00 | 日記




カッちゃんが大学2年性の時のこと。
大好きな先輩である望月(もちづき)から、
「白雪悲鳴」(しらゆきひめい)というどぶろくがあることを知らされた。
「白雪悲鳴」は特別な生成過程を得て作られていて、
徹底的に門外不出(もんがいふしゅつと読む。簡単に言って誰にも教えないという意)のものなので、
スピークイージー(隠れ酒場)方式でお客に提供するシステムをとっているという。

カッちゃんはもともとお酒が好きな方ではなかった。
けど、
特別生成過程にあって門外不出のどぶろくには興味があったので、
望月について行くことにした。

望月が連れて行ったところは、
フルーツジュース専門店やった。
愛想の良い店員が出てくると、
望月は、
「雪のように白い」と呟いた。
店員は表情を引き締めて、
望月とカッちゃんを二階部屋に案内した。
そして、
ここでの出来事を口外しないとの誓約書を書かされた。
しかも案内されたところは和室で、
靴を脱いで入らないといけなかったので、
カッちゃんは、
靴下のかかとが破れていたことを知られてしまった。

しかし全く気にしない望月にカッちゃんが安心していたところに、
店員が、
お椀に入ったどぶろくを持ってきて、
望月とカッちゃんの前に置いた。
カッちゃんは心に「白雪悲鳴」だと思った。
その時望月が、
「多分、ガチに美味いはずだよ😋だけど、ひと口だけにしないと、白雪悲鳴はお前が体験したことのないアルコール頭痛を起こすぜ。1日は悲鳴をあげる🙀ほどの頭痛だからな」と警告した。
カッちゃんはうなずいて、
ひと口飲んだ。
が、
ガチガチガチに美味い😋💯
それでもうひと口なら、もうひと口ならと飲みまくり、
遂には飲み干した。
店員におかわりを求めたら、
店員は厳しく、
「私たちは人の命を重んじております」と返答した。
カッちゃんがどうしてもおかわりと言い張るので、
店員は、
「よろしゅうございます。けど、二杯目は100万円をいただきます」と再返答した。
カッちゃんが絶望すると😩
望月は、
「一杯でいいんだよ。俺も全部飲んだから、数時間後に24時間の頭痛地獄を体験することになる」と言った。

カッちゃんはバファリン買って家に戻ると、
あんじょう、
しばらくして頭痛がしてきた。
すぐにバファリン飲んだ。
痛みが落ち着いた。
カッちゃんが安心していると😮‍💨
いきなり頭を金槌🔨で何度も叩かれるような頭痛に襲われ、
言いようのない鈍痛までしてきたので、
カッちゃんは頭を押さえて絶叫した!
家族はカッちゃんが大嫌いな代数の勉強をしてると思い込み、
相手にしなかった。
とにかく転げ回って絶叫を繰り返すカッちゃんは、
結局、
24時間の頭痛地獄を体験した。

頭痛が治まったカッちゃんは、
どんなに美味しくても「白雪悲鳴」だけは飲むものかと強く心に誓った!
同時にあの時おかわりしてたら------😱⁉️と思うと、
戦慄した❗️

日々が平穏に過ぎ、
勉強とバイトに明け暮れる、
通常生活に戻ったカッちゃんは、
理由のない満たされない気持ちに襲われ、
しばらく考え込んだ。
そして、
立ち上がって歩き出すことにした。
あの「白雪悲鳴」を提供するフルーツジュース専門店に向かって------