1970年にリリースされたレコードです。
この音楽を初めて聴いたのは なんと学校の授業で、です。
私は私立中学に通っていたのですが 私の中学入学より前に学生運動が激しくなっていました。
母校には私立校ならではの授業で宗教系の時間があったのですが 当時学生運動をしていた大学生、高校生から
宗教に点数をつけるのはおかしい、と反対の声が挙がったそうです。
そこで試験で点数をつけるのではなく違う方向の授業を先生方が模索されていたみたいです。
そんななか授業中に音楽鑑賞としてロックオペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』でイエスキリストの生涯を紹介することになったのでは?と思います。
レコードの解説を読むと ヒッピー文化との関わりについて書かれていました。
讃美歌と聖書、というイメージのあったキリスト教にロック音楽が入ってきたのはかなり斬新だったと思います。
(ちなみにこちらのロックオペラってアメリカではまだ上演されているんじゃなかったっけ?)
特にロックファンでもない私がなぜ授業で聴いたレコードを買ったのか 全く覚えていません。
でも、もしかしたらちょっと背伸びしてお姉さんたちの真似がしたかったのかしら?とか当時の若者たちの熱を感じたかったからなのかな?