綾戸智恵さんのデビュー15周年記念コンサートのファイナル公演に行ってきました。
今回は幕が上がると 大勢のゴスペルクワイヤの人たちと登場した綾戸さん、いつもと違うオープニングにちょっとびっくりしましたが すごくステキな歌声でコンサートが始まりました。 しかし、衣装が・・・懐かしい真っ白なシャツと黒いパンツ姿だったので ああやっぱり綾戸さんだ、とほっとしました。
あとで綾戸さんから 衣装についての話がありました。 デビュー当時の衣装を今日のために選んだのだそうです。
いつもいつも綾戸さんのコンサートに来ると 元気が出ます。 小さなことでしょんぼりしなくてもいいんだな、とか カッコつけなくて自然体の方がステキなんだな、とか 自分はまわりの人たちに生かされているんだな、とか・・・
綾戸さんはジャズシンガーなのですが彼女のコンサートでスタンダードジャズが歌われることは少ないと思います。
どちらかというと昔懐かしい洋楽を綾戸さんがジャズ風味の味付けで出してくださっているというか・・・
どんな曲でも綾戸風味ジャズになっているところが素晴らしいです。
綾戸さんのコンサートを聴きながら最初に綾戸さんのコンサートに行った時はまだ下の息子が高校生だったな、とか自分の今までのことも思い出していました。
綾戸さんが20周年コンサートのことを話されていました。
あと5年・・・私はどんな『バアサン』になってコンサートに通っているのでしょうか・・・
できればキュートでファンキーな『バアサン』になっていたいです。
ところで 今日のコンサートの模様は8月25日WOWOWで放映されるそうです。
楽しいコンサートの雰囲気をぜひ味わってください。
ちなみに 今回もやっぱり出ました
綾戸さんの『一列目のお客さんいじり』
いつも不思議に一列目の人って遅刻して綾戸さんにいじられるのですが今回は途中でトイレに立った方がいらして「お父さん、どこ、いきはるんですか?」と言われていました。
いやあ・・・会場中にトイレに行くのがバレちゃいましたねえ、その方・・・
しかし、お客さんもいじられっぱなしではなく 今回は演奏メンバーを紹介していて いつも綾戸さんからゴリラ扱いされ「うまく演奏できても演奏中にはバナナを与えないくださいね。」なんて言われてるパーカッションさんに 綾戸さんのトーク中にお客さんからバナナが差し入れられ、大爆笑でした。
次のコンサートはいつかしら? 楽しみです。
ところで 会場のオーチャードホールの下にある劇場シアターコクーンでは唐十郎作蜷川幸雄演出の『犬狼都市』が楽日だったようです。
私は初演(多分)を赤テントで観ているので 今回、絶対に行きたかったのにうっかりチケットを取り忘れてしまいました。
残念です~
正直、内容はほとんど覚えていないのですが 篠原勝之さんの舞台装置がすばらしく 特にラストシーンだけははっきり覚えています。
今回の舞台装置はどんなのだったのかなあ・・・
秋には同じく唐版『滝の白糸』が上演されるそうです。
こちらは再演を観たような気がするのですが・・・李礼仙さん(今は麗仙さん)の演技が大好きでした。
お芝居も観に行きたいなあ~