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伝説のバンド、QUEENのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの物語です。
下の息子がクイーンの楽曲が好きでCDを持っていました。 大学に入った息子が家を離れ、残されたクイーンのCDを聴きながら息子を思い出して泣いちゃったことがありました。
そんな思いのあるバンドなので これは観なくちゃ、とお出かけしてきました。
ずいぶん前にテレビで フレディマーキュリーの足跡を特集していたことがありました。 はっきりとは覚えていないのですが フレディは寄宿舎時代にゲイや薬を覚えた、とか
かなり自堕落な生活をしていた、とか言っていたと思います。
そこのところだけが頭に残っていたので もっと違ったクイーンの側面もあるのではないか、そんなことを考えて映画を観ました。
ザンジバルで生まれたファルーク・バルサラは父の仕事の関係でインドで育ちボンベイの寄宿舎学校に入った。その後一家はイギリスに移住した。
ファルークは自分の名前をフレディと変え のちのクイーンのメンバーと出会う。
自分の容姿に劣等感を持っていたフレディだが その才能は仲間との出会いで一気に開花し クイーンは大成功を収めた。
フレディはメアリーという女性と恋に落ちたが その後自分がゲイであることを気付きメアリーと別れることになり孤独感を深めた。 だがメアリーとは生涯の友人となった。
やがてフレディはHIV性肺炎を起こしてしまう。
クイーンの曲はどれも新しいことに挑戦しつづけていたような新鮮な驚きがあります。
随分経った今でもその新鮮さは失われていないと思います。
フレディの人生を追うだけでもかなり深いものがあり バンドの歴史も興味深いです。あっという間に2時間が過ぎました。
いろいろな形の愛(恋人、家族、友人)についても考えさせられます。
クイーンのことをご存じなくても楽しめると思います。 お勧めしたい映画です。