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去年『デスノート』を見て以来、Lのファンになってしまった私、スピンオフ映画が公開されるのを楽しみにしていました。
何と言っていいのか・・・・
Lファンとしては とっても満足でした。
でも、あやしげな研究所みたいなのを見て このテイストはどこかで見たぞ・・・と考えて思い当ったのが 映画としては全然違うんですけど なぜか『ゴジラ』
ちょっとチープであり得ない雰囲気が・・・
まあそのあやしげな雰囲気の部分を除くと なかなか楽しめるし、考えさせられるところの多い映画です。
あらすじはネタバレになるので詳しくは書きませんが『キラ』との対決を終え、残り23日の命となったLの活躍が描かれ、彼の最後の事件が殺人ウイルスをばらまいた組織との戦いとLの心の動きの映画です。
あやしげな研究所と組織は絵空事として見ていられるのですが つい先日テレビで新型インフルエンザが発生したら、というシュミレーションを見たばかりで、新型ウイルスが発生したら 映画のようなことが実際に起こり得ると思うとぞっとします。
鳥インフルエンザは人には感染しません。 でもブタには感染するのだそうです。 人のインフルエンザは鳥には感染しなくてもブタには感染するそうです。
そこで、もし、鳥インフルエンザとヒトインフルエンザの両方が家畜のブタに感染して 新しいウイルスが誕生してしまったら まだ対処できないのです。
そして、感染したことを知らずにヒトが移動したら どんどん新しいウイルスを拡げていってしまうのです。 これはもう映画と同じような状況で・・・
変なインフルエンザが発生しないことを祈ってしまいます。
映画のオープニングがなぜかハリウッド映画みたい、なんて思ったらこの監督さん、ハリウッドで映画を撮っていた方なんですね。ハリウッド映画とゴジラのテイストが混ざり、現実に起こりそうな話を入れた映画です。
Lが前作より人間的にやさしい人に描かれていてなんだかうれしくなりました。
インドア派のLが外に出てすごいアクションをしたり『苦手分野』の子守をするところなど なかなか楽しめます。
それから ひとつどうしても気がかりなのが この映画のストーリーを書いた作者のこと。 『デスノート』は大場つぐみさんと小畑健さんが原作でしたが この作品の作者は『M』となっています。
脚本は小林弘利さんなのですが。
『M』さんてかなり有名な作家らしいのです。
誰なんだろう?
思わず私の大好きな某作家を思い描いてしまいました。
だって頭文字がMだし、ロールプレイングゲームとか好きな人らしいし・・・
でも、まさかねえ~、とっても売れっ子で 映画のストーリーを書くわけないか・・・
こうした謎を考えるのも 映画の楽しみ方のひとつでしょうか。