キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

『真夜中のパン屋さん』大沼紀子

2013-06-12 23:29:17 | 読書

 最近の本の表紙って「マンガ?」と思うほどかわいらしくなっています。
この本もそんなかわいい表紙のひとつです。 その上パン屋さんって朝早い仕事のイメージがあるのに『真夜中』なんです。
これは思わず手に取りたくなります。
 母に捨てられた女子高生の季実は「腹違いの姉」と母から聞かされたパン屋に飛び込み「妹です!」と名乗る。
しかし、「姉」はすでに事故で亡くなっておりパン屋には「姉」の夫の暮林と「姉」にあこがれていたパン職人の弘基がいた。
そして、季実はそのパン屋に住みながら店を手伝うことになるが なんとそのパン屋は真夜中だけ開いているお店だった。

 暗く寂しい夜の街にほっとする灯りを灯すパン屋さん・・・ちょっとメルヘンな世界だと思いました。

そのパン屋さんに集う人々も一風変わっていて・・・・

 登場人物すべてがひと癖あるけれど魅力的です。
コメント (2)
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